高校生環境小論文コンクール

2015年度の課題と受賞作品

最優秀賞(副賞:表彰盾+図書カード15,000円分)

竹のバイオマス発電で、エコビレッジに変身【設定した立場】村長

奥野 真木保


細田先生からのコメント

 全体に文章技術が上がったなかでも、特に生き生きとした文章ですね。短めの文を効果的につなげて、「村長」という立場から、竹のバイオマス発電について明快に主張することができています。
 特によいのは、自分の提案のメリットとデメリットを比較して結論を導いている点です。「作業効率の悪さ」・「高い人件費」というデメリットはあるが、それ以上に、「森林再生」・「二酸化炭素削減」・「電力の地産地消」という3つのメリットがあるから、そのコストは「必要経費」と考えるべき、という展開は見事です。自分の提案が世の中で実現していないのはなぜなのか、どうすれば乗り越えられるのか。広い視点で全体を見渡して考え、とても説得力のある内容に仕上げています。
 ただ、「必要経費」という意見を受け入れない人もなかにはいるでしょう。このままでも十分にハイレベルな小論文ですが、そうした人たちを説得できるような知恵を出すことができれば、いっそうよくなります。

 

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