高校生環境小論文コンクール

2012年度の課題と受賞作品

2012年度の課題

 家、学校、地域などあなたの身の回りで、地球や生物に負荷をかけていると思う問題を挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を800字以内で提案しなさい。
その際、その解決策が有効だと思う理由も述べなさい。

○○には、あなたの設定したい立場を自由に入れなさい。
例:環境大臣、企業の社長、教師、高校生など


 今回も全国からたくさんの応募があり、高校生らしい実に多様なアイデアが寄せられました。テーマも、ゴミ問題や温暖化、生物多様性、水質汚染など多岐に渡り、自分自身の問題意識や体験にしっかりと根付いた、説得力のある作品が多数ありました。一方で、問題点の指摘だけで終わってしまった作品や、いくつもの問題について論じようとした結果それぞれについての論を深めることができず、あやふやな主張になってしまっている作品も見られました。
 優秀作品には、アイデアとしても文章としても秀逸なものを選定いたしましたので、ぜひご一読ください。

コンクール総評:審査監修 慶應義塾大学経済学部教授 細田衛士先生

 問題意識が高く、知識に裏打ちされた説得力ある小論文がいくつも寄せられました。自分の考えに説得力を持たせるには、データの数値や、自身の体験など、具体的な内容を盛り込むことが大切です。今回は、設定した立場で書くという課題でしたが、ひとつの立場で一貫して思考を展開していくのは難しいものです。しかし、高校生としての視点を超え、たとえば先生や知事、社長など、設定した立場になり切って考えることで、具体性や説得力が生まれます。
 自分の考えを小論文としてまとめる際には、書き出しと結びの部分もぜひ工夫してほしいと思います。800字という短い文章だからこそ、読者をひきつける書き出し、そして最後には納得させる結びがほしいものです。とくに結びの部分は、ありきたりな一般論で無難にまとめるのではなく、自分の主張をもう一度、別の角度から語ってみると説得力が増すでしょう。
 書き終わったら、時間を置いて客観的な目で読み返すことも重要です。読み手にわかりにくい表現や、どのようにでも解釈できるあいまいな言葉を使ってしまうと、すっきりした理解が得られません。文章を推敲するくせをつけましょう。

最優秀賞(1名:電子メモパッド+図書カード15,000円分)

森作りの活動と環境学習

髙 裕美子

不二聖心女子学院高校

優秀賞(9名:電子メモパッド+図書カード5,000円分)

世界が発信するエコ技術

深田 和瑚

新庄神室産業高校

無駄を省くこと

中野 莉理香

佐野日本大学中等教育学校

私たちが造るエネルギー

岡安 悠希

筑波大学附属坂戸高校

ペットボトルのリサイクルを見直す

岩本 千夏

筑波大学附属坂戸高校

幼少期における調理体験

S A

白梅学園高校

文房具の新しい工夫とシステム提案

植田 真里子

不二聖心女子学院高校

生活排水削減へ

小森 涼葉

半田商業高校

耐塩性酵母で残飯問題を解決する!

陶山 颯

農芸高校

小さな村からクリーンな電気を

栗原 大嗣

八女農業高校

 

※ 審査に関するお問い合わせはお断りします。

 

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