高校生環境小論文コンクール

2014年度の課題と受賞作品

2014年度の課題

 家、学校、地域などあなたの身の回りで、地球や生物に負荷をかけていると思う問題を挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を800字以内で提案しなさい。
その際、その解決策が有効だと思う理由も述べなさい。

○○には、あなたの設定したい立場を自由に入れなさい。
例:環境大臣、企業の社長、教師など


 今回も全国からたくさんの応募があり、高校生らしい実に多様なアイデアが寄せられました。テーマも、ゴミ問題や温暖化、生物多様性、水質汚染など多岐に渡り、自分自身の問題意識や体験にしっかりと根づいた、説得力のある作品が多数ありました。一方で、問題点の指摘だけで終わってしまった作品や、いくつもの問題について論じようとした結果それぞれについての論を深めることができず、あやふやな主張になってしまっている作品も見られました。
 優秀作品には、アイデアとしても文章としても秀逸なものを選定いたしましたので、ぜひご一読ください。

コンクール総評:審査監修 慶應義塾大学経済学部教授 細田衛士先生

 今年の応募作品は、文章力の高い傑作ぞろいでした。一文一文を短くし、文末を工夫をこらすなどして、テンポよく読ませる文章が多かったように感じます。こうした短い小論文では、文章のリズムが大切です。一文をだいたい40字以内にまとめると、読者は軽快に読み進めることができます。
 また、高校生ならではの新鮮なアイデアが印象的でした。日常をよく観察し、自分の身の回りの問題をどう解決するか、とてもよく考えられていました。実は、毎日の生活の中に、環境問題を解決するアイデアの材料はたくさん隠れているのです。そうした材料をうまく見つけ出すことができていると思いました。
 アイデアを見つけ出すことができたら、先行事例がないか調べてみましょう。仮に先行事例があったとしても、ガッカリすることはありません。その先行事例の課題を解決できるようなアイデアを考え出すことができれば、独創的な小論文を書くことができます。
 さらに、自分のアイデアを人々に受け入れてもらうにはどうすればいいか考えてみましょう。ただ我慢をしいるだけのアイデアでは、人々は動いてくれません。提案したアイデアがより多くの人々に取り入れられ、利用されるには動機づけが必要です。選択の動機や意思決定まで考慮することで、提案は現実味を帯び、実現可能性が高まります。
 そして、自分のアイデアの弱点まで考えるようにしてください。自分の提案に潜む課題やデメリットまでを明らかにし、それを克服できるアイデアを付け加えることができれば、パーフェクトに近い小論文を書くことができるでしょう。

最優秀賞(1名:表彰盾+図書カード15,000円分)

通い箱がかなえるエコ

築島 綾音

優秀賞(8名:表彰盾+図書カード5,000円分)

ペレットボイラーで地球に負荷を減らす

西野 香澄

紙資源不足を食い止めるために

吉川 麻乃

エコバッグの利用に関する提案

長尾 湊

環境祭り

S.N

永く愛する

松尾 純

屋上のソーラーパネルで一石二鳥 〜余剰電力で生徒も学校も潤う方法〜

杉田 仁奈

紙コップから大量消費を抑える

山嵜 裕斗

パン屋から考えるごみ問題

M.K

 

※ 審査に関するお問い合わせはお断りします。

 

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