高校生環境小論文コンクール

2017年度の課題と受賞作品

2018年度の課題

家、学校、地域などあなたの身の回りで、地球や生物に負荷をかけていると思う問題を
挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を800字以内で提案しなさい。
その際、その解決策が有効だと思う理由も述べなさい。


○○には、あなたの設定したい立場を自由に入れなさい。
例:環境大臣、企業の社長、教師など

【ベネッセ担当者よりメッセージ】

 今回も全国から実に多様なアイデアがたくさん寄せられました。年々、説得力のある具体的なアイデアが増えてきており、高校生の環境問題に対する意識の高まりを感じます。

 この課題のような小論文では、自分自身の問題意識や体験にしっかりともとづいて具体的に考えると、説得力が出ます。例えば今年度の最優秀作品は、個別に解決しがちな問題を総合的に見て実現性がある解決策を提案している、素晴らしい小論文です。
 その他の優秀作品も、アイデアとしても文章としても秀逸なものを選定いたしましたので、ぜひご一読ください。

コンクール総評:審査監修 中部大学経営情報学部教授・慶應義塾大学名誉教授 細田衛士先生

 今年の応募作品は全体に文章技術がレベルアップし、読みやすくすんなりと頭に入ってくる文章が多く見られました。一文が長く読みづらい文章は減り、体言止めもうまく使ったメリハリのある調子のよい文章がめだちました。
 昨年の環境小論文コンクールの総評では課題として、数値データなどのエビデンスを正確に示す、立場を明らかにするなどの指摘をしましたが、今回はこれらの点に注意した文章が多い印象を受けました。書き出しもとても工夫されており、コンクールに向けて文章技術を磨いてきたことがうかがえました。
 ただ、課題もいくつか見受けられました。一つ目は、書き出しが工夫されているのに対して、最後の一文が曖昧な一般論で終わってしまう論文が多く見られた点です。800字という短い文章では、曖昧な表現を入れず、ぎゅっと中身の詰まった具体的な内容を述べることが大事です。最後の一文は特にくっきりと読み手に印象を残すパンチのある表現をめざしましょう。国語の先生によいエッセイを紹介してもらい、読んでみるとヒントになります。
 二つ目は、誤字脱字や主語述語の呼応などの表現のミス、同じ言葉が重複するなどの不備が散見された点です。書き上げた後に必ず見直すことに加えて、友達や家族に読んでもらうとよいでしょう。ミスやわかりづらい部分を他人に指摘してもらえば、必ず文章はよくなります。
 また、テーマについては、定番のものだけではなく、新たな環境への脅威として浮上した問題や、身近な問題を取り上げたものなど、バラエティーに富んでいました。ただ、数値によるエビデンスを挙げることに注意したためか、独自のアイデアやユニークな視点、浪漫のある作品は減ったようです。800字という短い文章で、エビデンスとユニークさを両立するのは難しいかもしれませんが、自分自身の体験や身近な問題にも着目し、ぜひ独自の論の確立にも挑戦してみてください。

最優秀賞(1名:表彰盾+図書カード15,000円分)

スマートグリッドを活用した省エネ・省資源化

巣鴨高校 1年 Y.Kさん

優秀賞(8名:表彰盾+図書カード5,000円分)

グルメだけが食じゃない!

市川高校 1年 M.Nさん

残食を減らす給食改革

市川高校 1年 Y.Kさん

稲わらをいかす

青森高校 2年 N.Yさん

サンゴ礁を守る

豊田大谷高校 3年 M.Fさん

デジタル化と自然

獨協埼玉高校 1年 M.Tさん

余剰汚泥の可能性

更級農業高校 2年 Y.Tさん

2つの視点から「生物多様性」を守る

市川高校 1年 H.Sさん

新たな冷蔵庫で食品ロスを解決する

金沢大学附属高校 1年 H.Iさん

 

※ 審査に関するお問い合わせはお断りします。

 

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