高校生環境小論文コンクール

2020年度の課題と受賞作品

論文課題

家、学校、地域などあなたの身の回りで、地球や生物に負荷をかけていると思う問題を
挙げ、○○の立場から、その問題の解決策を800字以内で提案しなさい。
その際、その解決策が有効だと思う理由も述べなさい。


○○には、あなたの設定したい立場を自由に入れなさい。
例:環境大臣、企業の社長、教師など

コンクール総評:審査監修 中部大学副学長 細田衛士先生

 今年の応募作品も、自分なりに環境問題について調べ、読みやすく工夫している作品が多く見られました。ただ、残念ながら例年に比べて内容・表現力ともに目を引く作品が減り、最優秀賞は残念ながら該当なしとなりました。今後、より文章のレベルを上げていくために、以下の課題に気を付けてもらえればと思います。
 まず一つ目は、設定した立場と中身の整合性をとるということです。「なぜその立場の人がその施策を行うのか?」と疑問を持たれないよう、立場との整合性に気を付けて論を組み立てましょう。
 二つ目は、最初と最後の一文を印象的なものにすることです。特に最後の一文を一般的な教訓のような内容としたため、印象が弱くなってしまう作品が目立ちました。自分自身が全体で述べてきた論をもとに、どのような言葉を持ってくるべきかしっかりと工夫しましょう。
 三つ目は、文章を十分に推敲するということです。一文が長く主語と述語の呼応が乱れたもの、指示語が多すぎるもの、同じ終止形が続くもの、こうした表現の不備を防ぐために、書いた3日後にもう一度読んでみたり、他人に読んでもらったりして、十分推敲を重ねましょう。
 四つ目は、裏付けを強化することで論拠の説得力を高めるということです。例えば、数値データを引用したり、他国で実際に同様の制度が実現している具体例を挙げたりといった形で、論拠をさらに強めることができれば、非常に説得力が高まります。
 また、テーマについては、地球温暖化などオーソドックスな問題に直球勝負で立ち向かうものだけでなく、スマートフォンアプリやインフルエンサーの活用といったおもしろい発想で挑むものもあり、読んでいてとても楽しめました。ぜひ、自分の得意分野を生かして提案を行ったり、自分自身の体験や身近な問題を出発点に問題に深く切り込んだりすることで、独自の発想を心がけてください。

最優秀賞(1名:表彰状+図書カード15,000円分)

※今年度は該当者なし

優秀賞(11名:表彰状+図書カード5,000円分)

「赤ペン」で創る「緑の回廊」

野沢北高校 3年 T.Mさん

SNSを活用した環境活動の宣伝

立命館守山高校 3年 F.Nさん

絵本で伝える食品ロス問題

仁愛女子高校 1年 Y.Mさん

海中で分解可能な生分解樹脂の産業化によるマイクロプラスチック問題の解決

成蹊高校 2年 K.Kさん

外来種から作る除草剤

筑波大学附属坂戸高校 3年 M.Wさん

健康とともに抑える地球温暖化

北須磨高校 1年 N.Kさん

自転車のすすめ

成城学園高校 2年 W.Sさん

 

※ 審査に関するお問い合わせはお断りします。

 

ページトップへ