大学受験に負けない家庭づくり 「知識」で負けない!

あと1か月で新学期。「この前、入学したと思ったらもう受験生!?」と時の流れの早さに驚いている保護者の方も多いのではないでしょうか。春休みは家庭全体を受験モードに切り替えるベストタイミング。これを機会に、大学受験に負けない家庭づくりについて考えてみませんか?

「知識」で負けない!

入試の知識で負けない!

子どもが大学受験で成功するかどうかのカギの一つが、入試に対する「保護者の知識量」です。年々複雑化する大学入試制度や一般的な受験生の1年間の学習計画、受験に必要な手続きなどを大まかに知っておけば、情報面や生活面で、何かと子どもをバックアップしやすくなります。子どもと一緒に「勉強」を始めましょう。

成功!

うちの子の性格から考えて、一般入試(2021年度より一般選抜)には向いていないタイプではないかと思っていました。そこで、高校で推薦入試(2021年度より学校推薦型選抜)の枠があるのを知ってすすめました。結果的に合格・進学できたので、よかったと思っています。
(茨城県/N・N/男性保護者・49歳)

失敗!

自分に大学受験の経験がなく知識がないため、子どもにアドバイスしてあげることができなくてすごく悔しかった。子どもが抱えている不安な思いを、取り除いてあげることができなくて残念だった。
(愛媛県/N・A/女性保護者・43歳)
上の娘のときに、学部別の配点の違いに気づけず、娘の得意な科目を生かせる学部を見つけられなかったのが心残りです。入試は個別事例なので、説明会などで情報を集めるにしても「自分の子はどうか?」という観点を持つことが大切です。
(大阪府/S・I/女性保護者・50歳)

お金の知識で負けない!

受験のための諸費用や学費、生活費を合計すると、多額の出費になります。国公立大か私立大か、自宅通学か自宅外かでも違いますが、大学卒業までにいくらかかるのかをだいたい知っておけば、準備のめやすに。早めに奨学金の申請をして、足りない分をまかなう家庭も増えています。

成功!

父親がリストラに遭い、子どもが県外で一人暮らししながらの通学を希望したので、金銭面はかなり厳しかった。でも、高校3年のときに奨学金を予約しておいたので、入学準備金をなんとかまかなうことができた。
(青森県/S・S/女性保護者・42歳)

失敗!

受験にお金がかかるのはわかっていたけれど、具体的なプランが不足していた。受験費用を含めて4年間でかかる総費用(下宿代なども含む)を早めに知っておけば、計画的に準備ができたと思う。
(石川県/R・M/男性保護者・41歳)
2月以降は、国の教育ローンに申し込んでも審査に時間がかかるので、早めに申請しないと間に合いません。我が家がまさにそのケースで、間に合わない経験をしました。
(兵庫県/Y・Y/女性保護者・43歳)

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