大学生インタビュー ー一貫した自己分析で道をひらく!コンサルティング会社内定に至るまでー

将来やりたい仕事を見つけるにあたり、自分を知ることは非常に重要です。自分を知ることで、自分の強みや、どんな仕事をしたいのかを洗い出すことができ、そこから逆算してどんな大学に行きたいか考えることもできます。 しかし、自分を知るということは難しく、ときには自分の将来に迷い、袋小路に入り込んでしまうこともあるでしょう。 今回紹介をする2020卒の杉井さんは観光業界を目指していたにも関わらず、コンサルティング会社へ就職が決まっています。どのような経緯でやりたい仕事を変更したのでしょうか。 大学生活から就職活動を通して得た経験を語っていただきました。

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ゼミとボランティアに没頭した学生時代

――学生時代はどのように過ごしていましたか?

「ゼミとボランティアに一番時間を使いました。ゼミでは担当教授が『資格をたくさん持っていれば評価されるけど、社会人になって必要になるのはすぐ動ける力』と指導してくれたこともあり、会議のセッティングや打ち合わせの事前準備など誰もやらないことを率先しておこない、後輩への指導にも力を入れました」

――そのような気遣いや、主体的な行動は社会人になっても確かに大切ですね。ボランティアはどのような活動をしていたんですか?

「大学の入試広報部のもとで、オープンキャンパスを運営する学生スタッフを4年間やっていました。中学生のときから、遊園地のキャストになりたいという夢があったんです。彼らは相手の期待以上のもので応える。自分もそうなりたいと思い、多くの人と触れ合うことができるこのボランティアを選びました」

――具体的にはどのような行動をされましたか?

「先輩の行動に習ったことを行いました。オープンキャンパスのとき、先輩が案内を求められたんです。先輩は、ただ場所を教えるだけではなく『そのプログラムに近いものがこちらでも体験できますよ』と相手のニーズを汲み取って、他のプログラムもすすめていたんです。当初、私はそのようなホスピタリティは発揮できていなかったのですが、意識的に取り組んだ結果、2年生の夏頃にようやくできるようになりました」

――就職活動を具体的に意識したのはいつ頃ですか?

「実は1年生の冬から就職活動を意識し始め、インターンにも参加しました」

――そんなに早くから。何かきっかけがあったんですか?

「ボランティア団体では3年生、4年生の方とお付き合いをさせていただく機会が多かったんです。その中で『インターンはこういう企業がいい』といった話が自然と耳に入ってきました。インターンってなんだろうと気になり始めて、ゼミの先生に相談したら、『大学の科目にも1年生から履修できるインターンシップがある』とアドバイスを頂いたので、参加してみることにしました」

――インターンはこれまでにどのくらい参加されましたか?

「合計で8回くらいだと思います。この回数が人より多いか少ないかはわからないのですが、私は1年生から3年生の春までにその大半を詰め込みました。逆にみんなが参加する3年生の夏からのサマーインターンは、ほとんど参加していません。今までインターンには多く参加してきたので、3年生の夏からは業界研究と企業研究、自己分析を取り組んで、3月の情報解禁に向けて動いたほうがいいなと思ったからです」

――なるほど。1年生から就職活動を意識し始めたとのことですが、明確にやりたいことは決まっていましたか?

「ずっと観光に携わる仕事をやりたいなと思っていました。私は3歳からスポーツ中心の生活をしてきました。なので、もともとはスポーツトレーナーや柔道整復師を目指していました。しかし、高校生のときに故障をしてしまい、ドクターストップがかかったんです。スポーツができなくなった自分は何が好きなんだろうと考えました。そのときに遊園地のキャストに憧れていたことを思い出したんです。だったら観光が向いてるんじゃないかと思い、大学も観光に関する学科を選び、インターンも観光系の企業を中心に参加しました」

――観光系の企業のインターンや、ボランティア活動、ゼミでの学びを経て、3年生の夏に業界研究や自己分析をやってみてその意識に変化はありましたか?

「そのタイミングでようやく自分が働きたい場所は観光だけではないんじゃないかと気づけました。スポーツトレーナーや柔道整復師も、遊園地のキャストも『なにか人のために』という軸があるんです。観光以外にも、もしかしたら働けるフィールドはあるんじゃないかと。大学生活の経験もすり合わせたら、それがより明確に実感できるようになってきました」

――お話をしていて、かなり自己分析されたことが伝わりました。どのように自己分析されましたか?

「自己分析の方法はひとつだけです。相手とのコミュニケーションの中で自分はどんな人間なんだろうと、認識していく方法をやり続けました。いろいろと自己分析の方法はありますが、やっているうちに『あ、間違ってない、これも間違ってない』といろんな自分を発見できるんです。でも、そうなると『あれ、結局自分はどういう人間なんだ?』という疑問が出てきて自分のことがわからなくなってしまいました(笑)。なので、せっかく周りに人がいっぱいいるので、コミュニケーションを取りながら、自分の印象をさらっと聞くことでどんどん情報を上書きしていきました」

――就職活動で「人のためになるような仕事」の次に譲れないものはありますか?

「社員さんの目の輝きというか、いきいきしているかどうかは見るようにしていました。みんなが明るく、いきいきとして働けるほうがいいなと思ったので」

dodaキャンパスがきっかけでコンサルティングの道へ

――杉井さんは4月からコンサルティング会社でお働きになる予定ですが、コンサルティング会社は「人のためになるような仕事」として当初から就職先として考えられていたのでしょうか。

「コンサルティングは、もともと自分は数字に弱いと思っていたので、あまり視野には入れていませんでした。でも、せっかくプロフィールを見てオファーをいただいているので、『何か自分にもできることがあるのかな』とちょっと考えて、説明だけでも聞いてみようと考え直しました」

――同社で働く決め手はどのような点でしたか?

「人のためになる仕事という軸で、相手が何に困っているのか、多角的に『その問題の根本的な原因はなんだろう?』と考えて、解決案を出すコンサルティングという職種が、自分の性に合っていると確信できました。業界研究や自己分析をおこなった中で、一番自分がやりたい仕事、イメージしていた仕事に近かったのが、最終的には内定先でした」

――人のためになる仕事という軸から観光業。そして、コンサルティングと軸を変えずに活動できたのですね。「dodaキャンパス」で工夫していたことはありますか?

「他の就職活動サイトと違って、オファー型なので、比較的待ちの姿勢ではありました。ただ、だからこそプロフィール欄はしっかり書こうと意識しましたね。友人にもチェックしてもらって指摘された箇所は修正するなど、何度かブラッシュアップしました」

――では、最後にこれから就職活動を始める後輩の方に向けて、アドバイスをお願いします。

「私も最初は観光業界という漠然とした自分の思いや意志のもとで動いていたからこそ言えるのは、『ひとつの考えに縛られないで、アクティブになってほしい』ということです。就職活動をやっていく中で、自分の強みや経験からアプローチできる業種は必ず見つかります。どうしてもここ、というこだわりがあれば別ですが、できるだけ異なる業界を最低でも3社以上はインターンや会社説明会に参加して、業界研究につなげていくのがいいのかなと思います」

――貴重なアドバイス、ありがとうございました!