受験費用スリム化大作戦 受験にかかるお金をスリム化

子どもの大学受験にあたって「受験料、交通費に宿泊費、入学金に授業料…いったいいくらかかるの?」と心配な方も多いのではないでしょうか。実は、やり方しだいでお金が大幅に節約できます。さて、その方法とは…?

作戦 受験にかかるお金をスリム化

受験大を絞り込んで受験料をスリム化

受験料を概算するにあたっては、まず大学を何校受けるかを決めましょう。その際は子どもの学力に合わせて、難易度の異なる大学を複数選んでおきます。最低でも「実力相応校」「挑戦校」「安全校」を各1校ずつおさえておくと安心です。
「浪人したくないから、たくさんの大学を受けておきたい」と希望する子どももいますが、併願大を安易に増やせば受験費用もその分かかります。また本人にとっても、「併願大の入試対策に時間が取られ、本命大のための勉強時間が減る」といったデメリットが。入試日程なども考慮し3~4校程度に絞り込むご家庭が多いようです。

割引制度を賢く利用して受験料をスリム化

受験料は、大学入学共通テスト、国公立大の個別学力検査、私立大で異なります。私立大であれば、基本的には3万5000円ほどかかり、医・歯学部の受験料は4万~6万円になります。
ただし、私立大の大学入学共通テスト利用入試であれば、上述した金額の半額から8割程度で受けることができます。

また大学によっては、同じ学部で一般選抜と大学入学共通テスト利用入試を併願すると減額になったり、1学部分の受験料で何学部でも受けられたり、併願する学部が増えるほど割引率が上がるなど、多様な受験料割引を採用しています。

スケジューリングと地方試験で宿泊費・交通費をスリム化

地元以外の大学をいくつか受けさせる場合、受験地での宿泊費や往復の交通費も気になります。
そこで活用したいのが、各大学が学外に試験場を設けて実施する「地方試験」制度。自宅から近い場所で受験できれば、宿泊費や交通費がスリム化できるうえ、子どもの気持ちにもゆとりが生まれます。

また、JRや航空会社の各種割引や、旅行会社の受験生向けパックなども積極的に利用したいところ。今から予約できるサービスもあるので、早めに手配しておけば安心です。

地方試験
多くの私立大で実施しているほか、近年では国公立大でも学外での試験を実施する大学が増えています。


交通費
JRをはじめ各種交通機関の往復割引や学生割引などの各種割引、航空会社の早割などは、しっかり調べて活用したいもの。

原則的にはJRなら1か月前、航空会社なら2か月前から予約できるので、受験地が決まったら早めに押さえておきましょう。

宿泊費
旅行代理店の受験生向け宿泊パックは、交通費がセットになっているものも多いうえ、試験会場までの送迎など、受験生向けのサービスが充実している場合が多く、慣れない場所での受験には便利です。


保護者も付き添って延泊する場合は、ウイークリーマンションを利用するのも方法。簡単な食事の用意や、洗濯ができるなどのメリットがあります。

保護者の声

試験前日、大雪で列車が運休になり、受験地へ行くのに苦労した。結局、会場の下見もできずじまい…。用心してもっと早く現地入りすればよかった。
(山形県/A・S/女性保護者・53歳)
首都圏の私立大を6校受験したため、地元から6往復することになり、交通費が9万4000円もかかってしまった…。
(愛知県/N・B/女性保護者・49歳)
受験会場からとても近いホテルを予約したので、朝のラッシュも避けることができてよかったと思います。
(埼玉県/M・M/女性保護者・51歳)
受験生向けのパックで、ホテルから受験会場の大学まで送ってくれるものを探して予約しました。
(東京都/R・S/女性保護者・45歳)