保護者が持つべき大学選びの観点とは?後編

社会の変化に伴って大学教育を見るべきポイントも変化しています。ここではポイントを5つにまとめ、具体的な視点を紹介します。(後編)

1.適切な専門性が身につくか?

将来役立つ力が身につく専門教育があるか?

学部の専門教育の内容、カリキュラムなどをパンフレットや公式サイトで確認しましょう。また「論理的思考力など、どのような力が身につくか」という観点も大切です。

教育内容がアップデートされているか?

教育内容が実社会で通用するものになっているのか確認しましょう。「豊富な実務経験を持つ教員がいるか」も一つの目安になるでしょう。

どんな資格を取ることができるか?

大学によっては資格取得のための課外講座を設けている場合も。「資格対策プログラムがあるか」「合格実績はどのくらいか」も確認しておきましょう。

2.知識を活用する力が身につくか?

双方向型の授業になっているか?

教員が一方的に話す講義形式の授業だけでは、知識の活用は望めません。グループワークやディベートなどを取り入れているかも確認したいところです。

ラーニング・コモンズなどの施設はあるか?

ラーニング・コモンズとは、図書館などに設けられた、自主学習のための環境のこと。こうした施設があれば、グループ学習や討論会などが促進されます。

課題解決型の学びを行っているか?

知識をインプットするだけでなく、アウトプットする機会が設けられているかどうかも重要です。課題解決型の授業が行われているかどうかもチェックを。

3.個々の学生を伸ばす仕組みはあるか?

成長が目に見えてわかる仕組みがあるか?

成長が見える仕組みとして、思考力などを測るアセスメントテストや学生アンケートを実施する大学もあります。チェックしてみましょう。

学生の成長を後押しする指導が行われているか?

学生の力を可視化して終わるのではなく、その後の成長に向けたフォロー体制が整っているか、ということが最も重要です。指導の手厚さも確認しましょう。

正課の授業以外に成長につながる活動があるか?

地域の人と協働する教育プログラムや、企業との共同プロジェクトなど、授業以外に学生の力を伸ばす機会を設けているかどうかも調べてみましょう。

4.成長を社会に結びつけるキャリア形成支援を行っているか?

1年次からキャリア支援が受けられるか?

就活対策講座だけがキャリア支援ではありません。1年次から学生のキャリア観を育むような教育を行っているかどうかも重要になります。

インターンシップは充実しているか?

「インターンシップの提携先企業が充実しているか」「単位認定するインターンシップを設けているか」といった点も見ておくといいでしょう。

就職サポート体制が手厚いか?

面接指導やエントリーシートの添削指導といった個別対策のほか、保護者向け説明会、低学年向けセミナーなどを開催する大学もあります。

5.グローバルスキルは身につくか?

留学制度は充実しているか?

「留学の種類は豊富か」「単位が付与されるか」「求められる英語レベル」などに加え、協定校数、地域、実際の留学生数も調べておきましょう。

留学生の割合は?

留学生が多ければ、英語でのコミュニケーションや異文化交流の機会も増えるはずです。学内で異文化体験イベントなどがあるかも見ておくといいでしょう。

コミュニケーション重視の英語教育を行っているか?

今後は、英語を「読む」「書く」だけでなく「聞く」「話す」の力が重要になります。ネイティブの教員による発話主体の授業があるのかも確認したいところです。

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