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新大学入試の基礎知識「大学入学共通テスト」の
全体像と学習のポイント

センター試験と「共通テスト」の異なる点

センター試験と「共通テスト」の異なる点

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  • これまでは…
    • これまで出題されるのは
      「マーク式」の問題のみ
    • これまで英語で問われるのは
      「聞く」「読む」の技能
    • これまで高校の授業で学んだ知識・技能が
      身についているかが問われる
  • 比較
  • これからは…
    • これから国語・数学では一部「記述式問題」が
      出題される(それ以外はマーク式問題)
    • これから英語は資格・検定試験を活用し、
      「話す」「書く」を含めた4技能の力を問われる
    • これから知識・技能に加えて、思考力・判断力・
      表現力を一層重視するものに

「大学入学共通テスト」では、現在のセンター試験で実施されているマーク式の問題に加え、記述式問題も導入されることに。また、知識・技能に加えて、思考力・判断力・表現力を重視する問題が出題されるようになります。今まで以上に「知識の丸暗記」では対応できなくなる共通テストに向けて、普段からしっかりと授業理解を進めていくことが大切です。

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  • 出題範囲
    国語国語総合(古文・漢文を除く)
    数学数学Ⅰ
  • 評価する能力
    多様な文章や図版をもとに考えを
    まとめたり、その過程や結果について、
    相手が正確に理解できるよう
    根拠に基づいて論述したりする力。
    図表やグラフ・文章などを用いて考えたことを数式に表したり、
    問題解決の方略などを正しく書き表したりする力。
    「数学を活用した問題解決に向けて
    構想・見通しを立てること」にかかわる能力。
  • 形式
    文字数80~120字程度の問題を含めて3題程度。
    マーク式問題とは分けて、独立して出題。
    3問程度。マーク式問題と記述式問題を
    混在して出題。

※文部科学省公表資料をもとに作成

共通テストについて、2017年11月に試行調査(※)が実施されました。国語・数学の記述式問題では、資料や図表・テキストなどを理解し、条件に合った解答を記述する力が問われています。たとえば国語では、50字以内、25字以内、80字以上120字以内の3題が出題。いずれも複数の資料から情報を選択・整理し、目的に応じて適切にまとめる問題でした。
※試行調査は分析、検証に使われます。今回の問題構成や内容が必ずしもそのまま大学入学共通テストに受け継がれるものではありません。

  • 01
    「社会とのかかわり」を
    意識した出題が増加
    すべての教科で、
    社会とのかかわりを意識した素材が取り入れられた。
  • 02
    「複数の資料」を読み取り、
    情報を統合・考察する力の重視
    多様な資料を比較したうえで情報を統合したり、
    多面的・多角的に考察するなど、思考力重視の出題意図がうかがえる。
  • 03
    解答形式の多様化・・・
    記述式+新形式のマーク式が出題
    マーク式の問題においても、
    従来見られなかった問い方や解答形式の問題が多く見られた。

試行調査問題では、すべての教科で社会とのかかわりを意識した素材が取り入れられました。また、授業におけるグループワークの場面が扱われるなど、「探究活動」を意識した出題も目立ちます。複数の資料が扱われる問題が全体的に増加したこともあり、全体的に問題文の分量が増加傾向。従来のセンター試験以上に、受験者には読解力が要求されました。

  • check書籍や新聞を読む習慣をつける
  • check身近な課題を、教科で学ぶ内容と結び付けて考える
  • check「なぜ?」「ほかには?」と考えながら学ぶ
  • check自分の考えを根拠や理由とともに表現する

共通テストで求められる論理的思考力や読解力は、短期間で身につくものではありません。高1のうちから、ただ問題をこなすだけではなく「なぜ?」「ほかには?」と考えながら学習に取り組むことを意識させるとよいでしょう。また、ニュースなどの身近な話題を家庭内で話し合うことも、自分の考えを理由とともに表現する練習となります。

石井智也
進研ゼミ高校講座
数学担当
石井智也

コラム進研ゼミ編集者が語る
「大学入学共通テスト」に向けた
学習のポイント

これまでのセンター試験は、式が与えられており、問題の誘導に従って計算してその結果の数値をマークする形式のテストでした。だから、定理・公式を覚え、すばやく計算する力が求められていました。いわば基礎的な学力に重点が置かれた入試でした。

新しい「大学入学共通テスト」では、マーク式の問題に加えて記述式の問題も出題されます。記述式の問題では、「理由」や「方法」を説明することが求められます。「なぜそう考えられるか」「どうすれば結果が得られるか」を言葉でまとめる力が必要になります。
もちろん、考えを記述するためには土台となる基礎的な学力が大切です。知識を使って考えなければなりません。それに加えて、考えた結果を自分の言葉で表現することまで共通テストでは求められます。

基礎的な学力を身につけるには、学校の問題集に載っているたくさんの問題を解けるようになることが第一歩。今後はそれだけではなく、「なんで?」とじっくり考え、さらに、考えたことを人に伝わるようにまとめられるようになることが大切です。

「なんで?」と考えても、いつまでも答えが出ないと不安になりますが、考えている時間は無駄でなく、その時間で考える力は養われているもの。焦らずに、時間をとって考えるくせをつけるよう、お子さまにお声がけください。

また、それでもわからないときは、友達や先生に相談するのもよい方法です。どこがわからないのか伝えようと工夫するうちに考えが整理されますし、人に伝わるようにまとめる訓練になります。
しっかりと考える学習習慣をつけることで、共通テストにも対応できる数学の力が身についていきます。

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