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「大学入学共通テスト」の枠組みにおいて
活用される民間の英語の資格・検定試験が決定!

2018.04.13

2018年3月26日、大学入試センターは、2020年度からセンター試験に代わって実施予定の「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)の枠組みにおいて活用される民間の英語の資格・検定試験を公表しました。

7つの実施主体から24の資格・検定試験が申請されましたが、大学入試センターによる確認の結果、23の資格・検定試験の活用が決まりました(うち1資格・検定試験は条件付き)。それらは、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を評価できること、学習指導要領との整合性がとれていることなどの要件を満たしていることが確認された資格・検定試験です。活用が決まった具体的な資格・検定試験は次の表のとおりです。

実施主体名 資格・検定試験名
ケンブリッジ大学英語検定機構 ケンブリッジ英語検定(8タイプ)
Educational Testing Service TOEFL iBTテスト
IDP:IELTS Australia IELTS(対象:「アカデミック・モジュール」)
一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC® Listening & Reading Test および TOEIC® Speaking & Writing Tests
株式会社ベネッセコーポレーション GTEC(4タイプ)
公益財団法人日本英語検定協会 TEAP、TEAP CBT、実用英語技能検定(1~3級)
ブリティッシュ・カウンシル IELTS(対象:「アカデミック・モジュール」)

共通テストで活用されることになった
ベネッセの「GTEC」とは

共通テストの枠組みにおいて活用される民間の英語の資格・検定試験の1つとして、株式会社ベネッセコーポレーションの「GTEC」が活用されることになりました。GTECの2017年度の受検者数は高校生を中心に延べ102万人(※1)。全国で約1850校(※2)の高校や中高一貫校で受検されました。これだけ多くの学校がGTECを実施しているのは、GTECが英語の4技能の運用能力をしっかり測定できることや、GTECの受検が生徒の学習意欲向上につながる点などが評価されているからです。

GTECは、4技能のいずれの問題も実生活の中で英語を使う場面を想定して設計されていて、中でもライティングとスピーキングは海外で採点・添削されています。生徒の手元に返却されるスコアによって、自分の英語力の実態と伸ばす必要のある技能が確認できます。そして、継続的に受検することで「英語力の伸び」も数値で分かり、受検者の学習意欲が高まります。以上のような特長が支持され、多くの学校でGTECが受検されています。

GTECについての詳しい情報はこちら(別ウィンドウで開きます)

※1 中学生・高校生対象GTEC 見込み受検者数。2017年4月~2018年3月(見込み)
※2 中学生・高校生対象GTEC 見込み受検校数。全高校・中高一貫校約5000校中。2017年4月~2018年3月(見込み)

すでに多くの大学が
「GTEC」のスコアを入試に活用

共通テストの枠組みにおいて活用される民間の英語の資格・検定試験による英語4技能の評価は2020年度からですが、実は既に多くの大学が民間の英語の資格・検定試験を入試に活用して、英語4技能の評価を行っています。2017年度では、394の大学が入試でGTECを活用し、その数は今後も増える見込みです。

2017年度入試におけるGTEC活用大学
国公立大学55大学 筑波大学、千葉大学、お茶の水女子大学、東京大学、金沢大学、名古屋大学、大阪大学、広島大学、九州大学、長崎大学、国際教養大学、首都大学東京など
私立大学・短期大学229大学 青山学院大学、学習院大学、中央大学、東京理科大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、南山大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学など
海外の大学110大学 SUNY Cobleskill、Stockton University、College of Mount Saint Vincent、Humboldt State University など

2020年度入試から
民間の英語の資格・検定試験はどう活用されるのか

2020年度の新しい大学入試制度の概要も少しずつ固まってきたなか、高校には2020年度に高校3年生になる新1年生が入学してきました。保護者の皆さんの、2020年度の入試改革に対する関心はさらに高まっていらっしゃることと思います。ベネッセコーポレーションのマナビジョンでは、今後も教育改革、入試改革に関連した情報を保護者の皆さんに発信していきます。

次回は国立大学の入試改革に向けた動きを取り上げます。共通テストの枠組みにおける民間の英語の資格・検定試験の活用について、国立大学は統一した動きを取りつつあります。そこで次回は、国立大学協会から出された「大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン」について解説します。

2020年 大学入試改革特集