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中学までの知識で解ける! 大学入試問題中学までの知識で解ける! 大学入試問題

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社会
2014年度 
名古屋大・文系 (地理)

この問題に挑戦!

実際に大学入試で出題された問題だ。

大阪からニューヨーク経由でリオデジャネイロに向かうことを想定する
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大阪からニューヨーク経由でリオデジャネイロに向かうことを想定する
大阪、ニューヨーク、リオデジャネイロの標準時子午線は、それぞれ東経135度、西経75度、西経45度とする。
。7月1日に日本発11時00分の飛行機に搭乗した。ニューヨークまでの所要時間は12時間45分であった。その後,乗り換えのために8時間25分待ってからリオデジャネイロ行きの飛行機に搭乗した。リオデジャネイロまでの所要時間は,9時間55分であった。ニューヨークに到着した日時とリオデジャネイロに到着した日時をそれぞれ答えなさい。
※実際の入試では、ニューヨークがサマータイムを実施していることが書かれていてそれも考慮しますが、ここではサマータイムは考えないこととします。

(入試問題より一部抜粋)

どうやって考える?

どの考え方が一番使えそうか、1つ選んでみよう。

  • 所要時間をそのままたしてみる
  • 地図を使って各都市間の距離を測ってみる
  • 日本との時差を考慮して到着日時を計算する

回答を選んでください。

正解!よくわかったね!
実際にどう解けるか、次から見ていこう!

おしい!
実際にどう解けるか、次から見ていこう!

こうやって解く!

実際にどんなポイントで解いたらいいか見ていこう。

  • 中3レベル

POINT1

●時差についてチェック!

世界各国の時間(標準時)を決める、その国を通る基準となる経線を標準時子午線という(国によっては、標準時子午線が複数ある場合もある)。また、各国が定めている標準時子午線の経度が異なることから生じる時間の差を、時差という。
各都市の標準時子午線をヒントに、時差を考えてみよう。

POINT2

●現地到着時刻の計算

まず日本時間を基準にしてそれぞれ到着日時を求め、それに時差をたしたりひいたりして、現地到着時刻を求めればよい。
現地到着時刻を求める際、ある地点から見て西の方向にある地点は、その地点の時間を基準にすると現地到着時刻が遅くなる。日本から見て西に行く場合には日本時間からもどし、逆に東に行く場合には日本時間からすすめよう

POINT3

●大阪とニューヨーク、リオデジャネイロの時差は?

経度15度につき、1時間の時差があることは中学の教科書で習ったね。また、日本を基準として考える場合、標準時子午線が西経である場所については、経度をたして計算することに注意が必要だ。
このことから、大阪とニューヨークの時差は、
(135+75)÷15=14(時間)
大阪とリオデジャネイロの時差は、
(135+45)÷15=12(時間)
ということがわかる。

解き方のステップをスライドで確認しよう。

  • STEP1.日本時間で計算する

    日本時間で現地到着日時を計算
  • STEP2.時差を考慮して現地到着日時を求める

    時差を考慮した現地到着日時

詳細な解き方を確認しよう。

  • 時差

    地球は24時間で360度自転するので、1時間では、
    360÷24=15(度)回転することになる。つまり、経度15度につき1時間の時差が生じる。

  • 日本時間で計算する

    まず、日本時間で考えてみる。日本を7月1日11時00分に出発してニューヨークに着くのは、所要時間の12時間45分をたして、7月1日23時45分、リオデジャネイロに着くのは、これに待ち時間の8時間25分と所要時間の9時間55分をたして、7月2日18時5分となる。

  • 時差を考慮して現地到着日時を求める

    次に時差を考えると、ニューヨーク到着時刻は、14時間前の7月1日9時45分、リオデジャネイロ到着時刻は、12時間前の7月2日6時5分ということがわかる。
    ※実際の入試では、ニューヨークのサマータイムを考慮しているので、大学発表のニューヨーク到着時刻は、10時45分です。

※この解答解説は、すべてベネッセで独自に作成しています。

高校生レベル

※この解答解説は、すべてベネッセで独自に作成しています。

考え方をまとめよう!

今回使った考え方をまとめよう。

時差に関連することがらをしっかり理解しよう

経度・緯度・子午線などの重要語句は、その意味とともにしっかり覚えておこう。

時差の問題は、東経・西経の区別や時間をすすめるのか・もどすかなどが難しいために、得点差がつく場合が多い。時差が生じるしくみ・理由を正しく理解し、世界各地の時刻を求めることができるようにしておこう。