就職・資格大学卒業後の就職・資格

社会で要請されている力とは

今から意識しておきたい「我が子が社会人となる日」

高校生の子どもを持つご家庭において、将来希望する職業や、高校卒業後の進学先の選択について、「子どもがどうしたいのか」ということをベースに、親子で考えたり、話し合ったりする機会は、それなりにあることでしょう。

一方で、「今後、社会ではどのような力を持っている人材が求められていくのか」という「社会の変化」という観点から、「我が子が身につけておくべき力」について考える機会は少ないのではないでしょうか。

子育ての最終目標ともいえる「子どもの自立」。精神面、経済面における自立は、「社会に出る」ということをもって成し遂げられる部分が多いでしょう。

高校生の今のうちから、将来「我が子が社会人となる日」を意識し、遅かれ早かれ「社会に出る」までに、どのような力を身につければいいのかを考えておきたいものです。

「社会人基礎力」に見る社会で求められている力

「子どもが社会に出るときに、どのような力を身につけておけばいいか?」。そのヒントになる視点の一つが、経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」です。社会人基礎力とは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことで、以下の3つの能力・12の能力要素から構成されています。

「社会人基礎力」3つの能力・12の能力要素

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また、「社会人基礎力」と、ほかの能力との関係をまとめたのが次の図です。これからの社会では、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育てていくことが求められているということが表されています。

「社会人基礎力」とほかの能力の関係

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図を読み解くと、「基礎学力」とは主に小学校から中学校までの義務教育と高校で身につける力、「専門知識」は主に実社会のほか、専門学校や大学で身につける力、ベースとなる「人間性、基本的な生活習慣」は主に家庭や地域社会で身につける力、ということもできるでしょう。

さて、そう考えていくと「社会人基礎力」はどこで、どうやって、身につけていけばいいのでしょうか。

『語彙・読解力検定』で「社会人基礎力」を身につける

『語彙・読解力検定』は、社会で必要な「社会人基礎力」となる「ことばの力」を身につけるきっかけとして、数多くの方が活用しています。この「ことばの力」は、早くからの養成がポイント。高校生の今から始めておきましょう。

『語彙・読解力検定』(別ウィンドウで開きます)

社会からの要請を受け、学校教育や大学入試も変化していく

子どもが「社会人基礎力」を身につけるために、まず、学校教育、高等教育(専門学校や大学)が変わっていくことが予想できます。また、その変化は、家庭や地域社会も例外ではありません。

家庭の日々の生活の中でも、「答え」を保護者が与えるのではなく、考えさせ、自分で主体的に行動する経験や、「家族」というチームの中で役割を与え、それを果たしていく経験を積ませていくことが大切でしょう。

また、ご紹介した「社会人基礎力」はこれからの社会で必要となる力をまとめた一例となりますが、それ以外にもさまざまな「力」の必要性が叫ばれています。例えば、「グローバル社会の中でわたりあえる英語力」や「ロジカル・シンキング」「コミュニケーション能力」「ITスキル」などのキーワードを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

変化は、すでに始まっています。
例えば現在、大学入試においてもさまざまな変革が起きており、それは「社会で要請されている力」と深いかかわりがあるといえます。

すでに起きている大学入試の変化の例

◆ グローバルに活躍できる人材の育成を目的として、英語で「読む」「聞く」「書く」だけにとどまらず、「話す」力を含めた4技能を測定できる外部検定試験を活用する大学が増加
スーパーグローバル大学から読み解く入試の変化(マナビジョンを別ウィンドウで開きます)


◆ 「興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出される諸問題を関連づける広い視野や、自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人」を求めて東京大学が2016年度入試から推薦入試を開始

Benesse マナビジョン」では、「将来求められる力」に関する情報がわかります。

Benesse マナビジョンでは、社会からの要請を受けて変化していく大学入試の情報や、グローバルな進路選択についての情報をご覧いただけます。

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