大学受験に負けない家庭づくり 家庭を変えるなら今!

あと1か月で新学期。「この前、入学したと思ったらもう受験生!?」と時の流れの速さに驚いている保護者の方も多いのではないでしょうか。春休みは家庭全体を受験モードに切り替えるベストタイミング。これを機会に、大学受験に負けない家庭づくりについて考えてみませんか?

家庭を変えるなら今!

春休みの過ごし方が受験成功のカギ!?

下のデータをご覧ください。難関大に合格した子どもは、一般大に合格した子どもよりも、高2の春休みから勉強をしている人が多いことがわかります。
つまり、この春休みに受験モードに切り替えることが、高い目標を達成する第一歩だと言えます。
一方、「もうすぐ受験生なのに、子どもが全然勉強している様子がない」という声をよく聞きます。目標を明確に持ち、自らすすんで勉強をする子はごく少数です。多くの子どもは、家庭を含めた周囲の環境が変化することによって、初めて受験生の自覚が芽生えます。
今、保護者にできることは、家庭の環境を「受験モード」へと変え、子どものやる気を自然に引き出すことではないでしょうか。

受験勉強を始めた時期

難関大に合格する子どもは、高2の「夏休み前」と「春休み」に受験勉強を始める割合が高い。
※2009年度11月実施のゼミサポーター400人へのアンケート集計結果より。「ゼミサポーター」とは進研ゼミOB・OGの大学生スタッフのことです。

先輩保護者の反省に学ぶ 春休みからの家庭づくり

「保護者の知識がないせいで…」

自分に大学受験の経験がなく知識がないため、子どもにアドバイスしてあげることができなくてすごく悔しかった。子どもが抱えている不安な思いを、取り除いてあげることができなくて残念だった。
(愛媛県/N・A/女性保護者・43歳)
こうならないために、どうすればいい?

「受験にお金がかかるのは知っていたけど…」

受験にお金がかかるのはわかっていたけれど、具体的なプランが不足していた。受験費用を含めて4年間でかかる総費用(下宿代なども含む)を早めに知っておけば、計画的に準備ができたと思う。
(石川県/R・M/男性保護者・41歳)
こうならないために、どうすればいい?

「受験生になっても変わらなかった子ども」

娘は受験生になっても全く勉強する気配がなかった。顔を見ると、つい「そんなことで大丈夫なの?」などと言ってしまい、言い争いになることも。かといって何も言わないと、何もやらない。結局、親が望むレベルの大学は受験すらできなかった。
(東京都/T・S/女性保護者・46歳)
こうならないために、どうすればいい?

「もっと早く勉強を始めさせるべきだった」

受験生になってもほぼ毎日部活、部活の日々。熱心に打ち込むのもいいけれど、今思えばもっと早く塾に行かせるなり、何なりして、意識を変えさせるべきだった。「自分の人生だから」と子ども任せにしすぎたのかもしれない。
(愛知県/M・Y/女性保護者・43歳)
こうならないために、どうすればいい?

おすすめ記事