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センター試験の基礎知識と学習プラン

センター試験の学習プラン

センター試験に向けて、いつごろからどのような学習をすればいいのでしょうか。保護者としておさえておきたい、ベーシックなセンター試験対策プランをご紹介します。

子どもが高1・2の場合、日々の授業理解を大切に

センター試験の出題範囲は、文部科学省が定める学習指導要領の範囲となります。つまり、教科書や授業で学ぶことそのものが出題範囲と言えます。子どもが高1、2の場合、日々の授業をいかに確実に理解し、自分のものにできるかが、ゆくゆくのセンター試験での高得点につながってくるのです。
まずは、日々の予習・復習をおろそかにしないこと、定期テスト対策がそのままセンター試験対策につながることを意識しながら、学習を進めるようアドバイスしましょう。

子どもが高3の場合、受験科目を決めることから

子どもが高3の場合、センター試験は1月に実施されるため、高3・4月の段階で9か月後が本番となります。センター試験までに残されている時間は多くありません。本番から逆算した学習プランを考えることが大切です。

1.受験科目を決める

効率的にセンター試験対策を行うためには、まず受験科目を早めに決めておきたいものです。国公立大志望の場合、センター試験は必須となりますが、志望する大学・学部によって受験科目として選べる科目が異なる場合もあるため、第2・第3志望まで含めて、おしなべて「どの科目で受験するか」を決めておくようにしましょう。
私立大志望の場合、「センター試験利用入試」の受験を想定し、志望校について、どの科目で利用可能なのか早めに調べておきましょう。

2.志望校がセンター試験をどれくらい重視しているかを確認する

国公立大の場合、センター試験と2次試験の得点の合計で合否が決まります。しかし、センター試験と2次試験のどちらに配点ウエイトを置くかは大学・学部によって異なります。まずは、志望校のセンター試験と2次試験の配点比率を確認してみましょう。
私立大志望の場合、センター試験利用入試は定員が少ないため、高倍率になりやすいのが特徴。センター試験利用入試への出願は、いくつかの選択肢の一つとしてとらえておくのがいいでしょう。
また、過去の入試のデータを調べれば、センター試験でどれくらい得点を取れば合格圏内なのかがわかります。目標となる得点率を決めておくといいでしょう。

3.センター試験対策の計画を立てる

2.で調べた、センター試験の目標得点率と、現在の学力のギャップを確認すると、そのギャップを埋めるためにするべき対策が見えてきます。
特定の苦手科目を強化する、あるいは、入試での配点が高い科目を中心に伸ばすなどの作戦を立て、学習計画に落とし込んでいきましょう。

センター試験に向けた学習プラン例

高1~高3のオーソドックスなセンター試験対策を目的とした学習プランをご紹介します。

高1~高2

高1・1学期のうちに、予習・復習を習慣化する

高校入学後、なるべく早いタイミングで、予習→授業→復習というサイクルを身に着けさせましょう。ここで学校の勉強を定着させる学習習慣が身につくと、2年後の受験勉強もスムーズに取り組むことができます。

高1・2を通じて、定期テスト対策を大切に、授業を深く理解することを心がける

センター試験は、教科書で学ぶ範囲の中から出題されます。そこで、まずは定期テスト対策をおろそかにせず、授業で学んだことを「単なる丸暗記」ではなく、「なぜこの解答になるのか」など、解答を導き出す背景となる知識や考え方まで、しっかりと理解することを心がけましょう。

高2のうちにセンター試験の問題を解いてみる

高2の後半になると、センター試験が気になり始める子どもも多いようです。高2のうちにセンター試験の過去問を解き、「センター試験とはどのような試験なのか」を知っておくといいでしょう。また志望校に合格するためには、どれくらいの得点率が必要かを調べておきましょう。

高3

夏休み前までに基礎固め

センター試験は、各科目の基礎がしっかりとしていれば8割の得点が取れると言われています。高3の夏休み前までに、もう一度、高1・2の範囲の総復習をし、基礎固めをしておきましょう。

夏休みは苦手科目に集中的に取り組む

夏休みは、センター試験や2次試験で配点が高く、かつ、苦手な科目に優先的に取り組みます。ここで苦手科目を克服しておくと、秋以降は、2次試験や私立大入試を見すえた対策に時間を割くことができます。

10月~11月ごろから過去問に取り組み「センター試験」に慣れる

秋以降は、2次試験や私立大入試に向けた対策を行います。センター試験直前の対策としては、独特の出題形式や「マーク式」に慣れ、時間配分を身につけることが重要です。過去問を利用し、本番を想定して時間を計って解くという実戦的な対策を行いましょう。

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