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国公立大の入試結果&入試変更点

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  • 2017.09.01

国公立大の2017年度入試の結果と、2018年度入試の変更点について解説。過去と未来、両方の入試を分析して、自分の受験に役立てよう!

総志願者数、志願動向
どちらも前年と同様の結果に

日程別志願者数の推移

 2017年度(人)2016年度(人)対前年指数
国立大前期197,112198,011100
後期139,006141,26798
合計336,118339,27899
公立大前期61,81060,181103
中期27,63727,333101
後期45,22144,852101
合計134,668132,366102
国公立大合計前期258,922258,192100
中期27,63727,333101
後期184,227186,11999
合計470,786471,644100

※文部科学省『国公立大学入学者選抜確定志願状況』より

※独自日程を除く

2017年度の国公立大一般入試の志願者数は47万786人。前年よりも減少したものの、ほぼ差のない結果となった。区分別に見てみると、国立大はすべての日程で志願者数を減らしたのに対し、公立大はすべての日程で志願者数を増加。こちらも前年と同じ傾向であり、特に大きな変化のない、落ちついた結果となった。

ちなみに、センター試験の志願者数は前年より1万人以上増加した。その割に国公立大の志願者数が増えていないのは、私立大のセンター試験利用入試に人気が集まったからだろう。

難関国公立大の志願者数はやや減少
後期日程の廃止が要因か

難関国立10大学の志願者数

 2017年度(人)2016年度(人)対前年度指数
北海道大9,6369,91997
東北大6,0836,16999
東京大9,5349,278103
名古屋大4,7834,797100
京都大8,3628,353100
大阪大7,39710,43471
神戸大10,0249,889101
九州大7,9457,739103
東京工業大4,6904,401107
一橋大4,4844,172107
合計72,93875,15197

※文部科学省『国公立大学入学者選抜確定志願状況』より

人気の高い難関国立10大学(北海道大、東北大、東京大、東京工業大、一橋大、名古屋大、京都大、大阪大、神戸大、九州大)の2017年度の総志願者数は7万2938人。前年から約2000人減少した。日程別の内訳は、前期日程が5万8231人(対前年指数101)、後期日程が1万4707人(対前年指数83)と、後期日程で大きな落ち込みが見られた。大阪大の後期日程廃止が影響したと思われる。

また、大阪大の後期日程に出願していた層が別の大学を求めた結果、神戸大や九州大の一部の学部で、後期日程の志願者数が増加した。2018年度入試でも、一橋大が社会学部と法学の後期日程を廃止する予定なので、同様の動きが見られるかもしれない。

2018年度の主な入試変更点

相次ぐ後期日程の廃止

先述の通り、一橋大は2018年度に社会学部と法学部の後期日程を廃止する。2016年度は東京大が、2017年度は大阪大がそれぞれ後期日程を廃止しており、3年連続で難関大の後期日程が廃止されることになる。

一方で、金沢大は文系後期一括、理系後期一括という新入試を導入し、後期日程の募集人員を約50名増やす予定だ。このように、近年は後期日程に関する変更がよく見られる。志望大の入試には何か変更点がないか、よくチェックしておこう。

一般入試における面接の導入

近年、受験者を多面的に評価しようとする動きが強まっている。例えば東京大理科Ⅲ類、徳島大薬学部、長崎大歯学部、横浜国立大教育学部、富山大工学部は、一般入試に面接を導入し、学力とは別の観点から受験者の適正をチェックしようとしている。

学力試験だけではない一般入試、逆に学力試験を課すAO入試など、年々入試が多様になってきている。どの大学を志望するにしても、新しい入試制度や変更がないか、こまめに確認した方がよいだろう。

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