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切り札になる1科目を育てよう!入試科目の考え方
(私立大学編)

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  • PR
  • 2017.06.01

そろそろ受験勉強に本腰を入れるとき、まずは入試に必要な科目を確定しよう。志望学科で迷っていたり、学科は決めていても大学によって選択科目がマチマチだったりと、なかなか科目が定まらない人へ。こんな判断基準で選べばきっと後悔しないよ。

第一志望校に必要な3科目を選ぼう

私立大の一般入試は3教科が主流。文系学部では英語、国語のほか地歴・公民や数学から1科目を選択、理系学部では英語、数学のほか理科から1科目を選択するパターンが多い。2教科や1教科で受験できる入試もあるが、志願者が集中し倍率は高くなりがち。

それに早い段階で勉強する科目を絞ってしまうと、受験できる大学や学科の幅を狭めてしまい、後悔してもあとの祭りだ。まずは第一志望の大学と学科の入試科目を調べて3科目を選ぼう。

3科目と2科目入試の倍率比較

大学名学部(学科)名入試方式・日程(教科・科目)倍率
関西大学人間福祉(人間科学)全学日程(3科目)3.7
学部個別日程(2科目)4.0
甲南大学経営(経営)[前期]2月1日(3教科)4.8
[前期]2月3日(2教科)5.1
京都産業大学法学(法律)[前期]スタンダード3科目型3.4
[前期]スタンダード2科目型5.0

2017年度入試(各大学公表資料より)

関西大学
学部(学科)名入試方式・日程(教科・科目)倍率
人間福祉(人間科学)全学日程(3科目)3.7
学部個別日程(2科目)4.0

2017年度入試(各大学公表資料より)

甲南大学
学部(学科)名入試方式・日程(教科・科目)倍率
経営(経営)[前期]2月1日(3教科)4.8
[前期]2月3日(2教科)5.1

2017年度入試(各大学公表資料より)

京都産業大学
学部(学科)名入試方式・日程(教科・科目)倍率
法学(法律)[前期]スタンダード3科目型3.4
[前期]スタンダード2科目型5.0

2017年度入試(各大学公表資料より)

入試科目は大学で学ぶための基礎学力となる

3科目を決めるとき、たいてい今の自分にとって点数が取りやすい科目を選ぶのでは?きっと少しでも合格に近づきたい気持ちからだよね。でも、そもそも入試科目とはなにか考えてみよう。それは大学で専門分野を学ぶための基礎学力として必要な科目なんだ。

例えば、文系でも数学を選択科目におく大学が多いのは、経済学や経営学の理論を理解したり、心理学や社会学の調査データや統計を分析したりと、数学の知識がなにかと必要になってくるから。たとえ入試科目に数学を選ばないとしても、バッサリ捨てるという考えは持たないほうがいい。

数学を使う文系学科の代表的な学びと、必要な知識の例

学科名入試数学を使う大学の学び必要な数学の知識
経済学科ミクロ経済学因数分解
経営学科マーケティング二次関数
社会学科社会調査データの分析
心理学科心理統計学データの分析

本腰を入れる前に実力を決めつけない

入試科目の勉強は第一志望校への合格がゴールではなく、その先にある大学での学びに結びついていると覚えておこう。入学までに力をつけておきたい科目という視点で選べば、点数が伸び悩んでも一喜一憂することはない。好きな分野の学びに向かって確かなものにしていく学力は後々ムダにならないからだ。

これから受験勉強に本腰を入れるのであれば、点数が伸びるのも、おもしろさに気づくのもきっとこれから。スイッチが入っていない状態でニガテ科目を切り捨てたり、学科選択の幅を狭めたりしてはもったいない。迷ったら一人で悩まず、担任や教科の先生、家族や先輩に客観的なアドバイスをもらおう。

各大学とも入試の変更点は要チェック!

入試科目や入試方式を選ぶときは、必ず最新情報を見て例年と変更点がないか確認しよう。入試の変更点から、その大学がどんな力をつけた人を求めているかもわかる。
近年は、多様な学生の入学を期待し、各大学ともAO入試や公募制推薦入試といった一般入試とは異なる方式を設けている。

例えば、大阪府にある文系総合大学の追手門学院大学は、受験生一人ひとりの資質や学ぶ意欲を評価する入試制度を積極的に取り入れている大学だ。2018年度入試からは1科目の学科試験を課す公募制推薦入試(他大学併願可)を実施するという。
数学基礎力型・地歴公民基礎力型と名付けられたこの入試方式、数学(I・A)もしくは社会(日本史、世界史、政治・経済)で受験することが可能だ。

この新たな試みを、追手門学院大学で入試を担当している職員の方にうかがった。
「高校受験に向けての学習の中で英語・国語だけでなく数学や地歴公民科目もあわせて取り組むことは、大学での学修に必ず役立ちます。
公募制推薦入試を受ける際の科目としてもその学習習慣の成果を活用してもらいたいと考え、この入試方式を始めました」

秋から始まる公募制推薦入試は、他大学と併願できるケースもあり、一般入試に向けて伸ばした科目の実力を試すチャンスになる。
理系の勉強をしてきたが、実は文系の学びに興味があるという人も、受験勉強が本番を迎える夏休み前に、もう一度、入試科目を見直してみよう。得意科目を生かしたチャレンジが、大学入学後の学びを一層おもしろくしてくれることは間違いない。

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