実際に出題された!大学入試で問われる時事用語クイズ
- 学習
- 2019.03.20

大学入試、特に推薦・AO入試では、学部や学科の学びに関連した時事用語について問われることがよくある。そこで今回は、実際に入試で問われた時事用語をクイズ形式で出題!どんな用語がテーマになりやすいのかチェックしよう!
ユニバーサルデザインってどんなデザイン?
街中や駅、商品など、様々なところで見かける「ユニバーサルデザイン」という言葉。どんなデザインのことを指しているか、わかるかな?
次の語句の意味として、最も適当なものを1つ選びなさい。
「ユニバーサルデザイン」
- 環境にやさしいデザイン
- 地域の特色を反映したデザイン
- 誰にとっても使いやすいデザイン
答え:(3)
ユニバーサルデザインとは、多くの人が使いやすいように設備や商品をデザインすること。例えば、シャンプーとリンスを間違えないように区別する、ボトル側面にある「きざみ」は、手で触っただけで違いがわかるようにするためのユニバーサルデザインの1つなんだ。
ちなみに、「バリアフリー」は、障がいがある人のために「障壁(バリア)」をなくすこと。似ている考え方だけど、ユニバーサルデザインの方がより多くの人を対象にしているよ。
安倍政権が進める「働き方改革」に関する次の言葉はわかる?
プレミアムフライデーの導入など、安倍政権が進めている「働き方改革」。2018年度の推薦・AO入試でよく問われたテーマだよ。働き方に関する、次の意味を表す言葉を、知っているかな?
次の意味を表す語として、最も適当なものを1つ選びなさい。
一人あたりの労働時間を短くして、複数の人で仕事を分かち合うこと
- ワーク・シェアリング
- ワーク・ライフ・バランス
- ワークショップ
答え:(1)
一人あたりの給与を減らして全体の人件費を抑えながら雇用を確保し、失業者を減らす目的で導入されたもの。選択肢にあるワーク・ライフ・バランスも併せて覚えておきたい言葉だよ。
広がるインターネットの可能性!ミライをつくるこの考え方を知っているかな?
「スマート家電」をはじめ、スマホやパソコンと連動する製品が増えてきているね。こうした製品が、どんな考え方に基づいてつくられているか、知っているかな?
次の意味を表す語として、最も適当なものを1つ選びなさい。
「身の回りのあらゆるものがインターネットにつながるという考え」
- VR
- AR
- IoT
答え:(3)
IoTは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」とも呼ぶ。あらゆるモノをインターネットに接続させて、より便利に扱おうとする考え方のことだ。例えばエアコンをスマホで操作できるようにするのもIoT的な考え方。家電以外にも、医療機器、自動車、家など、様々なところでIoTの技術は活用されているよ。
時事用語は数がたくさんあるだけに、入試直前にさらっと対策するだけでは不十分。普段から新聞やニュースを見て、コツコツ知識をつけながら、さらに自分はそれについてどう思うかも考えていくといいよ。
