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超ユニークな大学が会津にあった!最先端のコンピュータ×英語教育に迫る

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  • 2018.01.05

福島県の会津大学が日本発のコンピュータ専門大学であることは、前編で紹介した通りだ。では、なぜ会津地方で、最先端のコンピュータ技術を学ぶ大学が誕生したのか。コンピュータ理工学とは、一体どのような学問なのか。副学長の程子学(てい・しがく)教授にお話を聞いたよ。

地域の想いが形に!時代を先取りしたコンピュータ専門大学が会津に誕生

会津地方は江戸時代、会津藩だった頃から教育熱心な地域でした。象徴的な例が、享和3(1803)年に創設された藩校「日新館」です。文武両道を掲げ、藩士の子弟が学問や武道に励み、白虎隊などの幕末の志士を数多く輩出しました。

以来、会津地方では、特色ある4年制大学を作るというのが地域住民や自治体の想いであり、平成5(1993)年、福島県によってついにその悲願が叶えられることとなりました。
当時はインターネット黎明期でしたが、これから情報化・グローバル化が加速する中で、コンピュータ技術と語学力を備えた人材を育成することは不可欠であると考え、「コンピュータ理工学」に特化した大学としたのです。

歴史ある会津地方で、最先端のコンピュータ技術を学び、世界へ貢献する。頭文字を取って「A to W(会津から世界へ)」をコンセプトの1つとして掲げました。

世の中の仕組みを解き明かす「コンピュータ理工学」の面白さ

「コンピュータ理工学」は一見難しい学問のように思われますが、実は文系・理系問わず誰にとっても身近な学問です。

私達の生活は、コンピュータなしには成り立ちません。スマートフォンやテレビなどの家電製品は勿論のこと、宇宙や医療などにおけるシステムもコンピュータが動かしています。コンピュータの原理を理解していれば、これらの仕組みを解き明かし、改善策を考えることができます。

この時に必要なのは、専門的なICTの知識や技術だけではありません。課題を発見する批判的思考力や、解決方法を導き出す論理的思考力、それを形にしていく創造性やデザイン思考といった汎用的スキルが求められます。

ICTに詳しくなくても、社会の課題を解決するために、便利・安全で楽しいものを作りたいという方には、コンピュータ理工学を学ぶことをオススメします。

会津大学 副学長 程子学教授

※ICTは「Information and Communication Technology」の略語で、情報・通信に関する技術の総称。

プレゼンや論文作成に使えるアカデミックな英語力を育成

先進的なコンピュータ教育に加え、実用的な英語力の育成にも力を入れています。
本学では教員の約40%が外国人であり、多くの講義が英語で行われます。そのため、英語でのコミュニケーションスキルは勿論のこと、プレゼンテーションや論文作成、ディベートに対応できるアカデミックスキルも求められます。

そこで、語学研究センター(CLR)によるスキル別の少人数制授業を実施するほか、すべての学部生に英語での卒業論文を義務づけることにより、世界に通用する学術的な英語力を育てています。

世界に福島を発信する人材になってほしいと願い、会津の文化や歴史、東日本大震災や原発事故について英語で学ぶ授業を設けているのも、本学の語学教育ならではの特色といえるでしょう。

「やってみたい!」という好奇心が才能と天職を引き出す

高校生の皆さんには、どんなテーマでもいいので、何かやりたい、試したいという好奇心を持ってほしいと思います。

私は高校生の頃、自分でテレビを作ったことがあります。最初はなかなか画面に映像が表示されなかったのですが、試行錯誤の末、ようやく映った時の嬉しさは一生忘れられません。その経験をきっかけに、工学の道に進むことを決めました。

好奇心の赴くままにチャレンジしてみると、自分の好きなこと、向いていることが見つかるはずです。会津大学も、好奇心旺盛な学生をサポートする最高の学習環境を用意しています。

ぜひ、好奇心を大切にして、自分が楽しみながら世の中の役に立てる道を探してみてください。

編集後記

お忙しいお立場ながら、前編で紹介した「ものづくり基本講座」にも参加し、「学生と過ごす時間は私の趣味のようなものです」と笑っていた程先生。学生と教員の距離の近さもまた、会津大学の特色なのだろう。会津大学のユニークな取り組み、今後もぜひ注目してほしい。

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