マスコミ業界で働こう

~テレビ放送、新聞、雑誌など不特定多数の人に向けて情報を発信する媒体(メディア)をマスメディアと言います。マスメディアを通して“たくさんの人に伝える仕事”をしているのがマスコミ業界の人々です。~

芸能マネージャーの仕事

日々の仕事はハード!でも、タレントを裏側から支える喜びがあります 芸能マネージャー 古川瑞代さん 日々の仕事はハード!でも、タレントを裏側から支える喜びがあります 芸能マネージャー 古川瑞代さん

専門学校時代の思い出は?

 私がマネージャーを志したのは、高校1年の時。音楽業界に憧れて、「ミュージシャンのマネージャーになりたい」と思ったのがきっかけです。最初は、どうしたらマネージャーという職業に就けるのかわかりませんでした。自分で音楽業界に関する本を読んだり、インターネットで調べたりするうちに、専門学校でミュージックビジネスやマネジメントを学ぶという道があることがわかり、進学したのです。
 専門学校の授業で印象に残っているものが2つあります。ひとつは著作権に関する講義。著作権を学ぶことで、音楽ビジネスの仕組みやお金の流れを知ることができました。もうひとつは「ライブ実習」。これは学生がライブイベントを企画し、アーティストへの出演交渉から当日の出演順の決定、ライブ会場の受付などを行うもの。準備には2~3か月かかり、成功させるための苦労もあったのですが、頑張った分だけ仲間との絆が強くなるのが実感し、とてもいい思い出になっています。

現在の仕事内容を教えてください

 私の場合、仕事に就いてまだ半年なので、撮影現場でのタレントのケアが主な仕事です。例えば撮影現場で飲み物を渡したり、暑さや寒さがタレントの体に影響しないように気を配ったり、撮影現場への送迎をしたりしています。経験を積んで一人前のマネージャーになると、タレントのスケジュール管理、出演作品の検討、台本の確認、取材原稿のチェックなど、周囲のスタッフとの調整やデスクワークを含めた幅広い業務を担当するようになります。撮影スケジュールによっては、仕事が早朝から深夜まで続きますし、現場は常に緊張感に満ちています。体力的にも精神的にもかなりハードですが、一日の仕事が無事に終わった時の安堵感とタレントを支える喜びは大きなやりがいになっています。

将来の夢はなんですか?

 いつかは自分で俳優やミュージシャンを発掘し、マネジメントをしてみたいという夢を持っています。また、制作の道に進んだ専門学校時代の仲間たちと、一緒に作品を作ってみたいという希望も持っています。新人なのでまだなにもできていない状態ですが、これからどんどん経験を積み努力を重ねて、夢に近づきたいと思います。

最後に、この職業を目指す人へのメッセージをどうぞ!

 学生時代にいろいろなことにチャレンジして、自分の中に経験の引き出しをたくさん作っておくと良いと思います。部活でも委員会活動でも、学校外の活動であっても構いません。仕事と直接関係ないように思える経験でも、制作の現場で生きることがあります。また、社会に出てからは幅広い知識が役立つ場面があります。高校で習う歴史や理科の勉強もおろそかにしないほうがいいと思います。