電機メーカー勤務

暮らしに密着した電機製品づくりにかかわる

　冷蔵庫・洗濯機などの家電製品や、テレビ・ビデオを中心とした映像関連製品、またそれに使われる電子部品・半導体などを開発、生産、販売するのが電機メーカーの仕事である。開発から生産、販売までの一連の業務に…

開発に携わる部門では専門的な知識が必要

　電機メーカーに勤務するために特別な資格は必要ない。

　しかし、開発関連の部門では大学や短大などで電気系（電気、電子、情報、通信）、機械系などの専門知識を修得しておく必要がある。特に新製品の開発などにかかわる研究職は、大学院などで専門の研究をしてきた人が採用されるのが普通である。

　販売に携わる部門は流通の仕組みや販売のノウハウを知っている方が採用に有利なので、経済・経営・商学系の学部や学科で流通の基礎知識を修得しておくといいだろう。

　大手の電機メーカーでは採用基準を「大学または大学院卒」としている企業が多いようだ。