つるぶんか

都留文科大学

公立大学 山梨県

都留文科大学/教養学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

学校教育学科(180名)
地域社会学科(150名)
比較文化学科(120名)
国際教育学科(40名)

所在地

1~4年:山梨

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●深い子ども理解と確かな指導力に裏打ちされた豊かな学びを実現できる教師に「学校教育学科」
●地域で活躍できるグローバルな視点を持った人材を育成「地域社会学科」
●新しい文化を創造する担い手を育成「比較文化学科」、21世紀型の教育を創造し、発信する「国際教育学科」

「世界を見据え、地域に生きる 60年の伝統から再構築」をスローガンに開設した教養学部。特定の分野での深い専門性と幅広い見識に基づいて、複雑な課題を解決するための新たな価値を作り出せる能力や姿勢を身に付け、社会の活性化や課題解決に貢献できる人材を育成します。

【学生数】

1,511名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

46名(2023年5月1日現在)

学校教育学科

【講義・学問分野】

教育実践学系、特別ニーズ教育系、心理臨床系、国語系、社会科学系、算数・数学系、自然環境科学系、生活環境科学系、音楽系、図工・美術系、体育系、英語系

地域社会学科

【講義・学問分野】

地域経営、公共政策、環境社会、教育文化

比較文化学科

【講義・学問分野】

比較文化論、国際文化論、ジェンダー論、国際市民社会論、戦争・平和論 など

国際教育学科

【講義・学問分野】

Critical Thinking Education Methodology、Introduction to IB Education、Integrated Learning and Teaching など

入学者・卒業者数

入学者数

360人
男女比
女子生徒数
192
男子生徒数
168
地元占有率
地元出身学生数
60
入学者総数
360

卒業者数

360人
就職者・進学者数内訳
就職者数
330
進学者数
17

学部の特色

深い子ども理解と確かな指導力に裏打ちされた豊かな学びを実現できる教師に「学校教育学科」

実際の小学校の教室に定期的に入り、担任の補佐や学習支援を担当する「SAT」をはじめ、障害を持つ子どもたちと交流する「クロボ(クロスボーダー・プロジェクト)」「学童保育」のスタッフなど、直接子どもたちと接して指導経験を積む機会が多くあります。
また、海外研修プログラムも実施。教育学で世界的に有名なカナダのサイモン・フレーザー大学での教育プログラム受講やホームステイを通し、多文化社会カナダの教育現場と日常生活を体験します。約3週間の研修中は、現地小学校の子どもたちとの交流会などもあり、視野を広げるチャンスです。

地域で活躍できるグローバルな視点を持った人材を育成「地域社会学科」

少子高齢化や社会保障負担の拡大といった社会全体が直面する課題の解決には、地域に根差した分析と行動が不可欠です。本学科は、地域的視点と国際的視点の両面から地域課題を的確に捉え、日本や世界の各地においてよりよい地域の形成に貢献できる人材を育成します。

新しい文化を創造する担い手を育成「比較文化学科」、21世紀型の教育を創造し、発信する「国際教育学科」

●新しい文化を創造する担い手を育成「比較文化学科」
社会で起きているあらゆる現象を幅広く文化と捉え、現代社会が抱えるさまざまな問題に向き合い、そのあり方を考察します。特定の文化を絶対化するのではなく、「比較」という手法を用いて相対化することにより、文化や思想の価値などを柔軟に見る視点を養います。

●21世紀型の教育を創造し、発信する「国際教育学科」
教育哲学や教育思想に関する多くの授業を通して、「教育とは何か」「善い教育とは何か」を深く探究する機会があります。また、映画や文化に関する授業やディベートの授業を通して情報を批判的に分析する力を養い、国際的に活躍するために重要な幅広い知識とスキルを育みます。

学べること

学校教育学科

「広い学び」と「深い研究」を両立し、得意分野を持つ教員をめざす

創設から60余年。累計7000余名の教員を全国の教育現場へと送り出してきました。学習指導や生活指導で優れた指導力を有しそれを発揮できるとともに、子どもたちをより深く理解し、子どもや保護者との信頼関係を築くことができる心豊かな教員、小中一貫教育の場で活躍できる教員を養成しています。
1年次は、共通科目を中心に総合的な学びを通して興味・関心を高めます。そのうえで、2年次進級時に、学生一人ひとりが、自身の関心に応じて12の系から専攻コースを選択。得意分野を深く学ぶとともに、3・4年次のゼミへとつなげます。

地域社会学科

理論と実践を結びつける学びがアクティブに展開

1・2年次は、高校の地理歴史、公民の知識を土台に、地域社会の課題を把握、分析するために必要な基本的なスキルを習得します。また、人文社会科学関連科目や国際関係科目を通じて、課題を幅広い観点から分析する場合に基盤となる知識を広く学びます。
3年進級時に、「地域経営」「公共政策」「環境社会」「教育文化」の4コースから専攻コースを選択。各コースに開講される4つのゼミのいずれかに所属し、2年間かけて専門分野の学びを深め、実践力を高めて、卒業論文の執筆へとつなげます。
さまざまな人々と一緒になって問題解決に向けて活動するためには、地域理解力、構想力、行動力、そして協働力が必要です。確かな力を育むため、1年次から実践的能力を重視し、グループディスカッションやディベートなど、アクティブラーニングも積極的に導入しています。

比較文化学科

世界のさまざまな文化や社会のあり方を、比較の視点から学際的に探究する

文化はどのように生まれ変化してきたのか。文化と文化はどのように出合い、どのような関係を形作ってきたのか。現代世界の成り立ちや構造は、文化とどのような関係を持っているのかといった問いについて、「比較」の視点から学際的に追究していきます。
グローバル化が進む現代社会では、異なる文化背景を持つ人々との共生・共存は身近な課題です。本学科では、独自のカリキュラムにより、英語能力の育成に力を入れるとともに、本学の留学制度やワーキングホリデーの活用による海外での活動も推奨しています。

国際教育学科

人を育てられる人材になる

これからの教育として導入が進む国際バカロレア(IB)。本学科はIB機構から正式にIB教員養成のための認可を受けた数少ない高等教育機関の一つであり、学部4年間でIBの理念とスキルをじっくりと学ぶことができます。IBの学びを通してさまざまな教育機関・企業・NPOなどで人を育てることができるグローバルエデュケーターを養成します。
2年次後期は全員が半年間北欧の大学に交換留学し、小・中学校の教員養成大学において、教育実習やティーチングアシスタントを含めて学び、単位を修得。帰国後は専門分野の理解を深め技能を習得しつつ、日本文化を基盤とした21世紀型教育を探究します。
また、世界の国々や地域の文化・文学・思想の多様性について学習します。多くの授業が英語で実施され、レポートや発表も英語で行います。国際的な舞台で生かせる幅広い知識を持った人材を育てます。

アドミッションポリシー

アドミッションポリシー(入学者受け入れの方針)

【学校教育学科】
学校教育学科では、次のような入学者を求めます。
●自分の個性や得意分野を理解しながら、子どもの総合的な発達援助(知育・徳育・体育)に積極的にかかわろうとする人。
●高等学校までの学習における、各教科の基礎学力を有する人。
●日本と世界の社会・文化・自然に広く関心をもち、それらについて自分の考えをまとめ、適切に表現することができる人。
●自らが「よき学び手」として、絶えざる向上心・探究心をもち、仲間と協働しながら主体的に学ぼうとする人。





【地域社会学科】
地域社会学科では、次のような入学者を求めます。
●国内外の様々な場所にある地域社会の諸課題(少子高齢化・人口減少社会への対応、地域の活性化、環境保全、伝統文化の継承など)に幅広く関心を持てる人。
●自分の関心に基づいて学んだことを、現実の地域課題の改善や解決に活かしたいという意欲をもち、実際に活動するなかで問題に直面した場合にも、多様な視点からそれを理解し、継続的に取り組もうとする柔軟な姿勢を持てる人。
●世界や日本の歴史、地理、公共の各領域について基礎知識を習得し、世界各国や日本各地の日々の出来事の情報を集めている人。
●地域社会をめぐる複雑な課題に対して、データを集めて分析したり、自分の考えを分かりやすく整理したり、日本語や外国語でコミュニケーションを図ったりする能力の基礎を身につけてきた人。特に総合型選抜において、これら技能を重視します。
●地域社会での活動(ボランティア、フィールドワーク、職業体験など)を積極的におこない、そこで感じた・考えたことを周囲の人と話し合った経験のある人。

 

【比較文化学科】
比較文化学科では、次のような入学者を求めます。
●日本ならびに世界各地の文化や社会の比較を通じて、現代世界の成り立ちや現状、未来を考えることに強い関心を持つ人。
●文化的価値観の違いを生みだす社会背景を理解する寛容さを持ち、現代世界が直面する諸課題に社会人、市民、あるいは専門家として取り組む意欲のある人。
●日本や現代世界の文化や社会の構造を深く学ぶうえで必要な歴史、地理、公共の各領域についての基礎知識を習得した人。
●在学中に海外留学・ボランティア活動・調査を実現しうる英語の基礎技能を有する、あるいは他の外国語の習得に意欲がある人。
●社会を批判的に捉え、自ら課題を設定し、調査や資料収集、ボランティア活動等を踏まえて多文化共生の方策を解明しようとする積極性と行動力をもつ人。





【国際教育学科】
国際教育学科では、次のような入学者を求めます。
●世界で行われている教育について学び、新しい教育の実践者や開拓者になるために、国内外の諸問題について広く関心をもっている人。
●国内外の教育機関、企業、NPOにおいて、教育・研修・人材開発などにかかわりたいという希望を有し、対話力を駆使して問題解決に向けて行動する意思をもつ人。
●教育や国際的な問題について発表や議論をするのに、十分な基礎学力と英語力を有する人。
●海外留学や外国語を用いたボランティア活動など、異文化交流を行った経験を有した、或いはそれらの体験活動に興味を有する人。
●世界の多様な文化、社会、歴史、環境などの文脈に対して寛容な理解を示し、複眼的・創造的な見方で多様な文化的背景や価値観をもつ人々と協働したいと考えている人。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

山梨県都留市田原3-8-1
経営企画課 企画広報担当
0554-43-4341(代表)

【URL】

https://www.tsuru.ac.jp/site/kyouyougakubu/

他の学部・学科も調べる

学費や就職などの項目別に、
大学を比較してみよう!

他の大学と比較する

このページをシェアしよう

ツイート LINEで送る

リストに追加しました

ページの先頭へ