こうちこうか

高知工科大学

公立大学 高知県

●2024年4月、データ&イノベーション学群を開設

高知工科大学/データ&イノベーション学群の詳細情報

新設※2024年4月開設(定員:60名)

学科・定員・所在地

学科・定員

AI・データサイエンス専攻新設
デジタルイノベーション専攻新設

所在地

1~4年:高知

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●データサイエンスと社会実装に関する幅広い知識とPBLで、イノベーションを起こす
●文理統合の2専攻と3つの科目群を設置。分野横断の学びも可能
●県内外のさまざまな業種をフィールドとする実践科目の充実

データサイエンスを含む最先端のICT技術を活用し、デジタル社会において新たな価値を創造できる人材を育成します。

【キャンパス】

永国寺キャンパス(高知市永国寺町)※1~2年次は香美キャンパス、3年次以降は永国寺キャンパス

AI・データサイエンス専攻

【講義・学問分野】

データ&イノベーション概論、データ工学のための数学、機械学習アドバンスト応用実習、AIロボティクス、AIヒューマンセンシング、環境リモートセンシング、デザイン工学、DXのケーススタディ、地域DXの実践、社会システムデザイン など

デジタルイノベーション専攻

【講義・学問分野】

データ&イノベーション概論、AIマーケティング、地域産業・企業論、経営と組織管理、行政経営論、デジタルビジネスのフロンティア、アセット・マネジメント、デザイン工学、DXのケーススタディ、地域DXの実践、社会システムデザイン など

学部の特色

データサイエンスと社会実装に関する幅広い知識とPBLで、イノベーションを起こす

Society5.0社会を迎え、デジタル化・オンラインが中心となる時代において、多様な分野を原理的に理解し、デジタル技術とソリューション創造能力を統合して、新たな価値を生み出すことができる人材の育成が世界的な急務となっています。
データ&イノベーション学群では、「次世代 ICTリテラシー」、「工学基礎に関する十分な素養」、「人と社会の仕組みに関する基礎的知見」、すなわち、工学的視点と社会に対する俯瞰的な視野の両方を兼ね備えた文理統合型の教育・研究を展開し、これを通じて社会にイノベーションを起こせる人材を育成します。

文理統合の2専攻と3つの科目群を設置。分野横断の学びも可能

データサイエンスやAIの考え方を身に付け、最先端のIT技術と既に存在するさまざまなソフトウェア、サービス、クラウド技術などのツールを使いこなしてDX化されたサービスを実装、価値化できる能力をもつ人材を育成する【AI・データサイエンス専攻】と、多視点を活用した課題発見および分析能力、多様な基礎学問の原理を統合することで実現する価値創造やビジネス創造を実現できる人材を育成する【デジタルイノベーション専攻】の文理統合型の2専攻を設置します。
カリキュラムは、「データ系」「データ&イノベーション統合のための原理・基礎と応用・実践系」「イノベーション系」の科目群で構成します。多角的な視点で高度なICT(AI・データサイエンス等)技術を活用できる力が身に付くよう、本学の強みである〈工学全般・ICT・経済・経営・マネジメント、心理学〉など、幅広い分野の原理・基礎を学ぶ科目が充実しています。

県内外のさまざまな業種をフィールドとする実践科目の充実

講義で学んだ知識を実社会に結びつけるため、課題解決型学習(PBL)やインターンシップといった実践の機会を多く設けます。また、本学が立地する高知県という課題先進県の強みを最大限に生かし、大小さまざまな企業や官公庁、林業・農業・水産業の現場で課題解決に取り組む実践型のプログラムを設定。1次産業の実態をより深く認識することによって視野が広がり、キャリア意識の醸成につながります。
課題解決型学習(PBL)…少人数のグループに分かれて現場に赴き、デジタル技術を活用して地域や企業が抱えるさまざまな課題の解決方法を探ります。
インターンシップ…企業や行政において、デジタルによる効率化をテーマに就業実習を行います。

学べること

AI・データサイエンス専攻

データサイエンスやAIの考え方を身に付け、IT情報技術・ネットワーク技術を使って、それらを実社会に実装できる人材を育成する

基礎的な数学的、統計的思考を身に付け、データに対してさまざまな仮説を立て、解析、検証できる方策を見いだす力を養成します。またそれらの知識とコンピュータおよびインターネット技術を使って、既に存在するさまざまなソフトウェア、サービス、クラウド技術その他のツールを使いこなしてサービスを実装、実現、価値化できる能力を持つ人材を育成することを目標としています。

【授業・講義】
“データサイエンスの実践”

統計的解析、機械学習、発展的な人工知能技術(AI)を使ったデータサイエンスの実践について学びます。定量的な数値、定性的な記述、その他さまざまな形で集められた、さまざまな形態・性質を持つデータをどのような考え方や技術で解析していくのかを実践的に学びます。また実践の場面でしばしば遭遇するデータの欠損、誤り、ノイズ、信頼性の欠如など、理想的ではないデータについての実践的な処理の知識についても学ぶことができます。

デジタルイノベーション専攻

経済界および公共分野の双方においてイノベーションを起こすことができる人材を育成する

経済界において不足している先端的学術や高度技術を生かした価値創造やビジネス創造を実現できる人材を育成するため、基礎学問の原理的理解をベースに、多視点を活用した課題発見および分析能力、多様な基礎学問の原理を統合することで複雑なソリューションを創造するとともにニーズに気付き価値創造ができる能力を養成します。さらに、これらのイノベーションを支える基礎的な経営能力、起業力をもった人材育成を目標としています。

【授業・講義】
“デジタルビジネスのフロンティア”

メルカリやTikTok、Lineなど突然日本中、世界中で使われるサービスは、多くはデジタルを活用したサービスであることが多いですが、デジタルビジネスは、AIなどの最先端の技術が必須というわけではありません。普及したデジタル技術を活用し、新しい仕組みを作り、爆発的に普及したケースが多く、エンジニアだけでなく実務家も現場の視点を起点に、デジタルビジネスを作り出すことは可能です。そのため、身の回りにあるデジタルサービスがなぜ普及したのかを考えていくことでデジタルビジネスの本質を理解していきます。

アドミッションポリシー

学士課程全体のアドミッション・ポリシー

高知工科大学は「大学のあるべき姿を常に追求し、世界一流の大学を目指す」ことを目標として掲げています。この目標に賛同し、来るべき社会に活躍できる人材になるという強い意志と情熱を持ち、勉学意欲のある人を求めます。
高知工科大学には、システム工学群、理工学群、情報学群、経済・マネジメント学群、データ&イノベーション学群の5学群があります。各学群の教育の理念・目標を理解するとともに、それぞれの分野への高い関心と志望動機・目的意識を持ち、本学で学ぶための基礎学力を有していると認められる人の入学を希望しています。

データ&イノベーション学群のアドミッション・ポリシー

高知工科大学(学士課程全体)のアドミッション・ポリシーのもとに、データ&イノベーション学群では、社会における課題解決や事業創造などに関心があり、これを次世代IT技術と多様な文理の学問を学ぶことで実現しようとする意欲があり、次のような資質を持つ人を求めます。
(1)困難に立ち向かう強い意志と積極性
(2)高等学校までに学ぶ広範な知恵と基礎学力
(3)論理的かつ柔軟な思考を持ち、文理を統合し得る資質
(4)協調性およびコミュニケーション能力を持ち、社会と対話する資質
(5)様々なデータからソリューションを創造し、社会にイノベーションをもたらす意欲
さらに、大学院へ進学することで、世界的に急速な広がりを見せるデジタルトランスフォーメーションをけん引するハイレベルなデータエンジニア、データサイエンティスト、ハイレベルマネージャーを目指すことを推奨します。
本学群の入学試験について、上記の5つの資質を持ちあわせた人材を選抜するために、以下の入試を実施します。
5つの資質を持ちあわせながら、特に(2)と(3)に秀でた人を選抜するために「一般選抜」を実施します。本試験では、主に大学入学共通テストと個別学力試験の結果をもとに評価し、選抜します。
5つの資質について総合的に優れた人を選抜するために「学校推薦(一般区分)」、「総合型選抜」を実施します。学校推薦(一般区分)では、面接試験にて(1)、(4)、(5)を、口頭試問にて(2)、(3)を評価します。面接試験と口頭試問の結果に、提出書類の評価を加え、総合的に選抜します。「総合型選抜」では、面接試験にて(1)、(4)、(5)を、学群適性検査にて(2)、(3)を特に評価します。適性検査と面接試験の結果に提出書類の評価を加え、総合的に人物を評価し、選抜を行います。
さらに、多様な人材を選抜するために「社会人特別選抜入試」を実施します。

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