淑徳大学/志望理由

私が管理栄養士になりたいと思ったのは、中・高校時代の部活動での体重管理がきっかけです。体重コントロールを誤り体調を崩してしまったことで、部活動が思うようにできなくなったことがありました。部活動を引退する際に振り返り、食事をしっかりと摂ることの重要性を痛感しました。食事は生きるために必要不可欠であり、病気の予防にも役立ちます。また、ライフステージに応じた栄養の摂り方があることも知り、管理栄養士という職業に興味を持ちました。

臨床実習が充実しており、2年次から臨床栄養学を学べます。学内実習では、各疾患について学び、糖尿病や腎臓病の献立作成・展開食の作成、軟菜食や分がゆなどの調理実習を行い、臨地実習に向けて勉強をします。現場での医療経験のある教諭も多く、勤務していた頃の経験談も教わることができます。また、3年次の臨地実習では多様な実習先があり、大学の周辺の病院も実習先となっています。栄養指導やカンファレンス、NST（Nutrition Support Team：栄養サポートチーム）などを実際に見学することができます。

栄養学科では、臨床栄養だけでなく、公衆栄養や給食経営管理も学びます。その中で、行政では人々の食の安全・情報発信・食環境の整備、学校給食や介護施設の食事提供など、自分が何気なく利用していたものと管理栄養士の関わりを知り、その存在を身近に感じました。現在は管理栄養士と教員免許の資格取得をめざして勉強しています。どの分野でも食・栄養に関する知識や技能に加え、高いコミュニケーション能力が求められます。授業や実習・実験でグループ活動を行い、課題を進めることで、コミュニケーション能力の向上をめざして日々取り組んでいます。管理栄養士の国家試験受験資格を取得し、将来は公認スポーツ栄養士として大学の学びを生かし活躍したいと思います。