実践女子大学/卒業後の進路

飛行機に携わる人々を描いた映画を見て「グランドスタッフ」という仕事を初めて知り、中学生の頃からこの職業に就きたいと考えるようになりました。しかし、就職活動のときはコロナ禍の影響下にあり、航空業界は厳しい状況でした。そのため他の業界も選択肢に入れたのですが、一度きりの人生を後悔したくないと考え、グランドスタッフの選考を受けました。大学のキャリアセンターで面接練習を行ったおかげで、第一志望の航空会社のグランドスタッフの内定につながりました。

1年次からアルバイトをしていたベーカリーカフェでの経験を通して、接客の仕事への興味が強くなりました。また、インバウンドの効果で来日した多くの外国人のお客様と接するうちに、日本の魅力やおもてなしの姿を知ってほしいと考えるようになりました。そこで、外国からの方が必ず利用する空港という場所で、日本の旅の始まりと終わりを最高の思い出にしてほしいという思いから、グランドスタッフとして旅の思い出づくりのお手伝いをしようと決めました。

内定をいただいた会社では、海外の空港で働くチャンスがあります。そのため、将来は日本だけでなく海外の空港で働きたいと考えています。海外の空港に配属されたら、異文化の環境にあっても、日本のおもてなしの心を忘れずに働きたいと思います。しかし、今のところ、英語をビジネスで使用するには、さらに勉強が必要です。そこで、実践女子大学の英語の特別カリキュラムに参加しました。現在、海外の空港で働くという夢の実現に向けて、勉強に励んでいます。