東京経済大学/私のイチオシ

高校時代に大恐慌やリーマンショックなどに関する授業を受けたことが、金融経済に興味を持つきっかけとなりました。ゼミで日本銀行が実際に行う金融政策をテーマに研究を行い、論文作成のグループワークでは、班員がそれぞれに調べた内容を一つにまとめる中で、コミュニケーション力が磨かれたほか、金融経済の知識が深まり、経済活動における重要性を知りました。

経済学は、社会が抱える問題や課題などについて考える機会が多くあります。どのようにすればその問題を解決できるのかを調べることにより、主体性や課題解決能力などのさまざまな能力を身に付けることができます。3年次のゼミで行った研究では、銀行が貨幣供給に大きく関わり、経済活動の円滑化・活性化のために重要な役割を果たしていることを学びました。ほかにも金融に関わる勉強をすることにより、自分が将来就職して働き始めたときに、お金をどのように使うのかについて、いろいろな知識や考え方を学ぶことにもつながります。

私のおすすめスポットは図書館です。普段の授業を受ける教室棟に隣接していて通いやすく、地上4階、地下1階建てでガラス張りの明るい空間です。社会科学系の資料を中心に約85万冊を所蔵し、総座席数は680席を超えます。また、建物の中にはパソコン室やAV視聴コーナー、アクティブラーニングに対応した学習スペースやグループ学習室、集中して静かに学べる個人席などもあり、さまざまな用途で使用することができます。