りっしょう

立正大学

私立大学 東京都/埼玉県

立正大学/私のイチオシ

さまざまな社会事象を人と人の関わりから解明する

顔写真
文学部 社会学科 浅岡隆裕先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

今日のスマートフォンに代表されるモバイルメディアの文化において、携帯電話は1990年代前半ではまだ普及していませんでした。通信環境や費用負担の問題などから、大半の人は“持つ必要がない”と感じていたことが当時の調査で明らかになっています。しかし1995年以降、多くの人が持ち始め、保有意向が高まる「ネットワーク効果」と呼ばれる要因もあり一挙に普及。携帯電話の普及の事例を通して、社会や個人の欲求の変化と相まって情報通信技術が広く受け入れられ、モバイルメディアの文化が定着していった過程を見ることができます。

この学問のココが面白い!

学外でのフィールドワーク(聞き取り調査)

社会学は、私たちが生きている社会についての学問です。さまざまな社会事象を理論的な考察や実証的な調査・データによって明らかにします。人々がどのように考え、振る舞うのかは、社会学的には一人ひとりの内在的な心理作用というよりも社会的な存在として周囲と相互作用しながら引き起こされると考えます。こうしたメカニズムについて、理論的な蓄積から説明したり、社会調査によって証拠立てて示すなど、自ら材料を集めて解き明かすことができるのが大きな魅力です。

キャンパスのお気に入りスポット

社会調査実習室での打ち合わせの様子

社会学科では「社会調査実習室(ソーシャルリサーチラボ)」と「地域連携支援室」というスペースを運用しています。
社会調査実習室は、社会調査・フィールドワークに役に立つ書籍と資料をそろえ、個人やグループで作業ができます。またテレビ番組アーカイバーという装置で地上波テレビ放送やBSデジタル放送の全番組が毎日24時間、5年分保存・蓄積され、自由に閲覧可能です。
地域連携支援室は、自治体や各種団体との連携・協働の窓口で、学生の活動拠点です。各種プログラムを設けて、地域活動に貢献しています。

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