敬和学園大学/卒業後の進路
大学での学びを軸に、子どもと共に成長できる教員に
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
私は中学生まで学校が苦手でしたが、高校生のとき、自分に役割を与えてくれた先生のおかげで学校に居場所ができ、楽しく通えるようになりました。その経験から、一人でも多くの子どもが学校を楽しいと感じる場所にしたいと思い、教員を志すようになりました。当初はかつての恩師と同じ高校教員になることを目標としていましたが、より早い段階で子どもを支えられるよう、小学校教員をめざすことにしました。ときに心が折れそうになることもありましたが、教員試験対策に取り組んだ結果、2つの自治体で合格することができました。
キャリア選択のポイント
大学が行うディプロマプログラムと教育実習の経験が、小学校教諭をめざす決め手となりました。「児童英語教育ディプロマプログラム」では多くの子ども関わり、仲間との振り返りや、先生からのアドバイスを基に改善を繰り返していきました。小学校での教育実習では、子どもたちの成長を第一に行動しながらも、教育実習生である私たちに優しく指導してくださる先生に出会いました。多くの子どもたちや、それを見守る大人たちの真摯な姿を間近で見たことで、自分もその一員となる仕事をしたいと思いました。
今後の夢・目標
私が思い描く理想の将来像は、子どもと共に成長できる教員です。今はまだ、自分が本当に教員という職業が務まるのか不安があります。しかし、子どもたちにとっては新人でもベテランでも、「教員」という存在に変わりはありません。卒業までに大学で学んだことを振り返り、子どもの発達段階を理解し、各教科の教材研究をして、自信を持って教壇に立とうと思います。自分自身が人との関わりを通して常に成長し、子どもの成長を見守りながら、子どもの将来のために行動できる教員になりたいです。