かんさいふくしかがく

関西福祉科学大学

私立大学 大阪府

関西福祉科学大学/私のイチオシ

「歩く」動作のチェックで、「予防」理学療法

顔写真
保健医療学部 リハビリテーション学科/理学療法学専攻 森耕平先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

リハビリテーション専門職は、病気やケガなどによって、立つ・歩くといった基本的な動作能力に困難さを生じた方々に対して、再びその能力を取り戻していくことを支援する職業です。そのためには、そもそもヒトはなぜ立っていられるのか、なぜ歩くことができるのかといった身体運動のメカニズムを理解することが重要です。普段何も意識することなく行っている動作が、いかに絶妙なバランスのもとに成り立っているのか、そんな人体の神秘にたくさん気づくことができます。

この学問のココが面白い!

「歩く」動作は加齢や身体機能の低下により少しずつ変化していきます。歩幅が狭くなったり、足を踏み出す位置がばらついたり、歩行中に片足で立つ時間が短くなるといった変化です。私の専門分野は「予防」理学療法で、健康な方のわずかな歩行状態の変化から、将来介護が必要な状態に陥りやすい方や転倒リスクのある方を早期に発見する方法論の確立を研究テーマにしています。「歩く」動作をチェックするだけで、将来の不健康リスクが見つかれば、必要な予防策を早期に講じることができるはずです。誰もが長く健康でいられるように、予防的な関わりをすることもリハビリテーション専門職の大切な役割です。

キャンパスのお気に入りスポット

リハビリテーションの学問においては、ヒトの体の構造や機能を深く理解することが重要です。本学は多数の全身骨格標本や人体標本を備えており、教科書だけでは学ぶことができない体の構造の立体的イメージを、よりリアルな形で学べる最適な学習環境が備わっています。また、大学内の各建物に個別学習スペースも設けられていますので、試験前や国家試験前に集中して勉強したい学生におすすめのスポットです。オープンキャンパスに来られた際にぜひチェックしてみてください。

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