たからづかいりょう

宝塚医療大学

私立大学 兵庫県/和歌山県

※観光学部は、令和6(2024)年4月開設にむけての設置認可申請中(内容は変更になる可能性があります)

宝塚医療大学/私のイチオシ

身体全体の健康にもつながる口腔機能を研究

顔写真
保健医療学部 口腔保健学科 野上有紀子先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

私は小児の口腔機能を専門にしています。口腔機能は皆さんがおなかの中にいた時から小児期を経て、高校生の今に至るまで発達していて、機能の変化の中にいます。今後迎える高齢期にはさらに機能に変化が生じます。口腔の機能は身体全体の機能とも関連しています。
数十年先も健康に活動するためには小児期に正しい口腔機能を獲得することはとても重要です。そのため私たちの研究グループでは、数十年先を見据えて、小児の口腔機能についての課題について取り組んでいます。

この学問のココが面白い!

小児の口腔機能は子どもの時期だけの問題でしょうか。小さい頃から高校生の今に至るまでの成長過程で、口腔機能を正しく獲得できていなかったり、十分に獲得できていなかったら、かみ合わせや歯並び、呼吸、顔の形、姿勢、食事の内容や食べ方にも影響することが研究によりわかってきました。
例えば、スマホを触っている時や勉強中など、何かに夢中になっている“無意識な状態”の時に口が開いたままの状態を「口唇閉鎖不全」といいます。「お口ぽかん」という言葉も耳にすることがあるかもしれません。実は、お口ぽかん=口唇閉鎖不全には「口腔機能発達不全症」という病名があります。
ただ単に“お口のこと”と思うかもしれませんが、身体全体とも関連があり、口腔は要(かなめ)ともなり得る重要な役割を担っていて、健康の良し悪しに影響するというところは興味深いです。

キャンパスのお気に入りスポット

宝塚医療大学の口腔保健学科は2023月4月に1期生を迎えたばかりの新しい学科です。1年次と2~4年次とで雰囲気の異なる2つのキャンパスで学べます。1年次は他学科のみんなと自然豊かな環境の宝塚キャンパスで学びます。
2年次以降は大阪中津(梅田)キャンパスで学びます。梅田からも徒歩15分ちょっとと、通学の行き帰りも楽しくなる環境です。現在リノベーション中の大阪中津キャンパスは2024年3月完成予定ですので、新しい校舎にぜひ遊びに来てくださいね。

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