きゅうしゅういりょうかがく

九州医療科学大学

私立大学 宮崎県

九州医療科学大学/私のイチオシ

【たくさんの人を救える学問】
"細胞"っておもしろい

顔写真
生命医科学部 生命医科学科 芝原一樹先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

研究の様子

男女合わせたがん死亡数の順位で一番多いのは何“がん”か知っていますか?現在は肺がんです。そしてこの“肺がん”は何種類あると思いますか?次の①~⑤から選んでみて下さい。

①1種類②5種類③10種類④20種類⑤30種類以上

正解は⑤です。このように一つの臓器にできる“がん”でもさまざまな種類のものがあります。そして種類によっては効果的な治療法が異なります。それらを細胞の顔つきで判別していくのが我々「細胞検査士」です。
私は臨床検査技師および細胞検査士の資格を所有しており、解剖学や病理学、臨床細胞学などを主な専門分野としています。どの分野も普段の生活ではあまり聞き慣れないものかもしれません。しかし、どれも意外と身近な学問で、解剖学では我々ヒトの構造、病理学では“がん”など誰でも聞いたことのある疾患の成り立ち、臨床細胞学では我々を構成する細胞形態の理解を深める学問になっています。
これらを学ぶことによってニュースで報道される疾患や今後自分がなるかもしれない疾患などの理解が深まります。なにより一生付き合っていく自分の体について知ることはとても楽しく、役に立つ知識ばかりです。

この学問のココが面白い!

細胞は比較的少ない痛みで採取できるものが多いため、患者さんの負担も少なく済みます。さらに結果が出るまでの時間も比較的早いです。何年も死因のトップに存在する“がん”。我々の仕事はこの判定に関わることで、多くの人を救える可能性を秘めた職業、学問の一つです。私の判定で多くの患者さんを救うことができる、これがこの学問、職業の興味深い点です。
医療に関わりたい、人の役に立ちたいと思う方ならきっと、私と同じように興味ややりがいをもてる仕事です。

キャンパスのお気に入りスポット

研究施設

本学部の学生のみが使用できる実習棟があります。そこでは実際の病院でも使われている機器が多数あり、自信をもって紹介できる設備が満載です。実際に見たり、体験したりしてもらえると設備のすごさがわかると思いますので、ぜひオープンキャンパスでそれらを体験していただければと思います。
さらに、1台数千万円する機器が設置された研究施設もあります。この研究施設も豪華です。そこでは、がんに関する研究やiPS細胞に関する研究などさまざまな研究が行われています。研究はまだ誰も発見していない知見を自ら見つけるとても興味深いものです。「未知のものを見つけたい」という探求心の強い方にとって、これ以上やりがいのあることはないと思います。研究に興味のある方にはぜひ、豪華な研究機材も紹介させてください。お待ちしております。

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