川口短期大学/卒業後の進路

1年の6月頃、ゼミで就活の話が出るようになり、早めに動こうと意識しました。その時点ではまだどんな業界がよいのかわからなかったので、コロナ禍でも停滞せず伸びている企業や、インバウンドの効果でさらに成長する可能性のある業界で安定した仕事を見つけたいと考えていました。後期からはゼミの先生の面談を受けながら企業説明会に参加し、徐々にネットショッピングで業績が伸びている物流や運送に絞っていきました。そして学内で開催された企業説明会で出会ったのが、今回内定をいただいた企業です。

進路決定の決め手となったのは福利厚生の手厚さと女性が働きやすい環境です。健康保険や退職金などの福利厚生制度の充実は、将来を安心して過ごすためには欠かせない要素だと思いました。また、キャリアを築きながら、家庭や育児との両立を図り、長期的に働き続けていたいと考えているので、性別に関係なく仕事に専念でき、女性が働きやすい環境も重要な要素でした。加えて、就職後も新たな目標に向かってやりがいをもって働けることも大きなポイントでした。それが通関の仕事です。企業説明会で通関業務について知り、キャリアを積んだ後に通関士の資格を取得し、活躍できることに魅力を感じました。

物流業務について経験を積んだのち、輸出入業務に不可欠な通関士になるのが目標です。通関業務を通じて国際貿易の促進に貢献し、国際的なビジネスの成長に寄与したいと思っています。また、持続可能な貿易を実現するため、環境に配慮した貿易に力を入れたいと思います。内定先では水素燃料を使ったトラックを見せていただきましたが、環境に与える影響を小さくするには、まだまだできることがあると思います。大学ではSDGsをはじめ、学んだことを自分や生活に結びつけて考える面白さを知りました。これからも自分から物流や語学についてしっかり学び、たくさんの経験を積み、世の中に貢献していきたいと思います。