佐久大学信州短期大学部/卒業後の進路

両親が共働きであったこともあり、私は幼い頃から祖父母に面倒を見てもらいながら育ってきました。その経験から、将来は私が祖父母を支えるためにも、介護の道へ進もうと思いました。進路選択にあたっては、大学からの情報を生かしながら福祉施設の職場説明会や相談会に参加したり、施設見学にも伺いました。先生方に面接の練習を行ってもらうなどのサポートをしていただき、その成果もあって第1志望の福祉施設から内定をいただきました。

施設見学に伺った際、施設や設備がどれも立派で清潔感あふれるものだったことに加え、利用者の方々の明るい表情がとても印象的で、安心感のある施設だと感じました。内定をいただいた施設は私の地元にあり、家族や祖父母をサポートしながら働くことができる点も大きな決め手となりました。

私が就職する予定の施設は老人保健施設、特別養護老人ホーム、グループホームなどが一体となった総合福祉施設で、施設ごとに利用者の事情や状況が異なります。私自身、将来的にどんな人からも信頼される介護福祉士になりたいと思っているため、そういった多様な環境の中で働くことで、それぞれの利用者の思いに触れ、相手の気持ちを大切にしながら支援する経験を積むことができます。だからこそ、今ある知識や技術に満足せず、目標とする介護福祉士になれるよう努力していきたいです。