AIの構築などとも大きく関係しているデータサイエンス。統計学やプログラミングを駆使して大量のデータを収集・整理・分析。結果からパターンや傾向を見つけだし、問題解決や意思決定をする方法を学びます。
普段なにげなく使っているSNS。あなたの好きな有名人やコンテンツが表示されることがありますよね?実はそこにデータサイエンスが活用されています。多くの人々の行動データを収集・分析し、その傾向に基づいて、あなたに合ったおすすめ情報を提示しているのです。「なんで好みがわかるの?」と思うかもしれませんが、それは膨大なデータをもとに、精密に予測されているからなんです。
データサイエンスは、コンビニのポイントアプリにも活用されています。顧客の購買データを分析することで、一人ひとりに最適な割引やクーポンを提供。ユーザーの購入履歴に基づき、効果的なプロモーションを提案することで、リピーターの増加を目指しています。こうして顧客一人ひとりにパーソナライズされたサービスを実現しているのです。
オンライン対戦ゲームでも、データサイエンスが活躍しています。ちょうどよい対戦相手をマッチングするため、プレイヤーのスキルやプレイスタイルを分析。その結果をもとに、勝率や行動パターンを考慮して、適切なレベルの対戦相手が選ばれます。これにより、競技性が高く、楽しさを最大限に引き出すゲーム体験を実現しているのです。
データを正しく分析するには、プログラミング、数学・統計学をはじめ、さまざまな分野の知識が必要です。大学で学ぶ主な分野の例を示します。
データの処理や分析を効率的かつ効果的に行うために、PythonやSQLといったプログラミング言語やデータベース言語の知識が不可欠です。Pythonはデータを整理したり、グラフを作ったり、AIを使うときに役立ちます。SQLはデータベースから必要な情報を取り出すときに必要になる知識です。その他の言語も大学生活を通して習得していきます。
データを正しく分析するには、数学と統計学の知識が重要になります。偶然ではない有意な結果を得るためには、因果関係と相関関係を区別する必要があります。数学はデータの構造理解や前処理に役立ち、統計学はデータの傾向を把握し、結果の信頼性を判断する基盤となります。そうして、誤解を生むことのない、正確で信頼性の高いデータ分析につながります。
データサイエンスにおいてモデリングと機械学習は重要な役割を果たします。モデリングはデータの関係性を数式やアルゴリズムで表現し、予測や分析に役立ちます。機械学習はデータから自動で学習する技術で、大規模データや複雑な課題抽出に有効です。これらを活用することで、データの価値を引き出し、課題解決や新たな洞察の発見につながります。
データを解析するだけでは、データサイエンスではありません。正しく活用できる分析結果とするには、取り扱うデータの結果の要因や背景を知る必要があります。それをドメイン知識といいます。ビジネス価値を生み出すためには業界知識から仮説を立て、適切な分析手法を使うことが重要なのです。正しく分析できれば、適切な一手を打つことができます。
データサイエンスを学べる4つの主な学部について、学びの内容を比較していきます。
※同じ学部名でも大学により内容が大きく異なります。各大学のカリキュラムを確認しましょう。
進路を決めるポイントは、自分が学びたいことを見極めること。以下のチェックリストを参考に、どの学部があなたに合っているかを確認してみましょう。
北里大学未来工学部では、
複雑な社会課題をデータサイエンスで
解決する力を養い、
未知の課題に挑み、
新たな未来を切り拓く人材を育成します。
データサイエンティストにとって欠かせない知識・技術のひとつであるプログラミングを基礎から身につける授業や、人工知能や機械学習に関する知識を学び、それらを実装して動かすための授業など。今知識がなくても、大学卒業までにデータサイエンティストとして活躍できる知識を身につけられます。
医療データの取扱いにおける倫理観や基礎知識を身につけるため、データの処理現場を実際に見学する機会を設けます。医学部や病院が隣接する北里大学ならではの環境で、臨床医学を含む、医療分野で活躍するデータサイエンティスト像が明確にイメージできるようになります。
カルテなどの文字情報を解析する「テキストマイニング」や、さまざまな物質で観察される物理や生命の現象を可視化する計算機を使ったシミュレーションの基礎を身につける授業など、データサイエンスを実社会で活用するための応用力を養う授業も豊富です。
ビッグデータを解析するために不可欠な学部独自のサーバーです。サーバー室のガラス面にも工夫があり、ガラス面へのプロジェクションは通る人に驚きを与えることでしょう。
未来工学部データサイエンス学科の教育・研究の拠点となる「未来工学部棟」
建学の精神の一つである「叡智と実践」から名付けられた学生ラウンジ。落ち着いた雰囲気で、勉強や課題に集中することができます。
細部までこだわりぬき、個性あふれる研究室です。
校舎を貫くモチーフ「フィボナッチ数列」。
1,1,2,3,5,8・・・と無限に続く数列は、階段に、建物まわりの樹木に、講義室に隠され、また壁面に渦巻いています。無限の可能性を秘めた学部イメージをこの数列で示しています。