白梅学園大学/志望理由
家庭や地域など児童を取り巻く環境も理解した小学校教員をめざしたい
子ども学部 家族・地域支援学科 3年※
兼本喜彦さん
東京都立杉並総合高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が小学校教員になりたいと考えたのは、高校生のときです。「家庭や友人関係のことを担任に相談したが、応えてもらえなかった」という友人の話が印象に残り、教員は生徒の教育に関する専門的知識だけでなく、家庭や地域への支援方法も理解しておくことが必要なのではないかと考えました。そして、子どもの成長を支え、頼れる教員になりたいと思うようになり、子どもと関わる時間の多い小学校教員をめざすことに決めました。
※掲載している学生は、取材時の在籍学科で小学校教諭をめざして学ぶ学生です。小学校教諭一種免許状は新設の教育学科で取得できるようになります。
この大学を選んだ理由
各教科の指導法の授業があり、教科教育に関して専門的に学べることに魅力を感じました。また、同じ教職をめざす学生と意見を共有することができます。そして、保育や社会福祉に関して高い専門性をもった教員が在籍しており、子どもの教育のみならず、多様な視点で子どもを取り巻く環境について考える力が身に付きます。
社会との関わり
教育や社会福祉について学ぶ中で、さまざまな課題が子どもを取り巻く環境に存在していることを知りました。いじめや不登校などの課題は、単に学校の中だけの問題ではなく、家庭や地域、社会制度が大きく関わっているとわかり、教育についての知識だけでは子どもの成長を支えることは難しいと考えました。急速に変化する社会に合わせて、子どもを取り巻く環境も変化しています。そうした社会に対応し、幅広い視点で支援をすることができる教育者になりたいと思います。