関東学院大学/卒業後の進路

私は高校2年次の文理選択をする時期から、土木系公務員を志していました。その後、神奈川県にある関東学院大学に進学し学びを深める中で、地方創生に興味を抱くようになり、地元である山形県で公務員として働きたいと考えるようになりました。夏期インターンシップでは、就職支援センターのサポートのもと、さまざまな分野に触れることを意識し、結果的に公務員への志望動機を強く固めることができました。内定をいただく日まで多くの壁に直面しましたが、親身になって相談に応じてくれる指導教員に出会うことができ、充実した就職活動を行うことができました。

私の地元で豪雨災害が発生し被災した経験も、土木系公務員を選択する決め手の一つとなりました。当時、神奈川県に住んでいた私はニュースでその様子を見ながら恐怖を感じていましたが、同時に大学で学んだ防災の知識を地元の行政で生かしたいと考えるようになりました。また、土木系公務員には、企画立案から維持管理まで構造物の一生に携われるという魅力があります。さまざまなフィールドを有するこの業界で、学び続けたいと考えています。

今後は、技術士という資格を取得したいと考えています。公務員は、その分野のプロフェッショナルである民間企業の方々と共にプロジェクトを進めていきますが、幅広い知識を蓄えておく必要があるので、そのひとつの指標として資格取得をめざしています。また、公務員は市民の声をくみ取る力が求められます。さまざまな人との交流を通して、多くの価値観に触れ、信頼される公務員になりたいです。