産業能率大学/卒業後の進路

就職活動を始めるにあたってそれまでの人生を振り返ったとき、母が忙しい中でも毎朝作ってくれたお弁当が私にとって言葉以上のエールになっていたことに気づきました。そこで私も、大切な人はもちろん、多くの人を食で支えたいと思い、食品業界を就職先として考えました。

大学入学時に「誰にも負けない強みをつくる」という目標を立て、さまざまなことに挑戦してきました。2年次に履修した「ブランドプロデュース」では、食品会社に新商品の提案を行いました。消費者インサイトに注目して調査分析をした結果を元に、既存商品のリブランディングを提案したところ、実効性を評価されて最優秀賞をいただきました。リアルな社会を生きる自信になると同時に、マーケティングという仕事に興味を持つきっかけにもなりました。
そして専門ゼミは、老舗洋菓子メーカーに対して新商品の提案に挑みました。アイデアや発想力を試されましたが、提案を通して学んだことは、根拠となる情報の収集やマーケット分析の重要性でした。
こうした授業やゼミ活動での経験もあり、新ブランドの展開にも積極的な内定先の食品メーカーを選びました。

商品企画に挑戦する授業を通じて身につけた調査力や分析力が評価され、就職先ではマーケティング部に配属されることになりました。マーケティング部で実際に自分の手で価値をつくり出し、一人でも多くの消費者に食の幸せと自分の想いを届けたいと考えています。そして、いつか日本を代表するマーケターになるのが夢です。そのため、入社後もさまざまな事業に積極的に参加したり、チャレンジ精神を常に持ち続け、成長し続けたいと思っています。