なごやしょうか

名古屋商科大学

私立大学 愛知県

名古屋商科大学/私のイチオシ

何気ない買い物の裏に隠れる
心理的、社会的な要因を探る

顔写真
商学部 織田由美子先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

みなさんは、好きなアーティストのCDを何枚も買ったり、グッズを集めたりすることはありませんか?CDは1枚あれば聴けますし、オンライン配信などで視聴することもできますよね。それでもたくさんのCDやグッズを購入するのは、ただ音楽を楽しむこと以上の意味があるからです。
消費者行動論では、私たちはなぜお金を使うのかを探ります。それは、好きなアーティストへの愛情や、自分を表現する方法、ほかのファンとのつながりを求める心理など、いろいろな理由があります。限定版のアイテムに魅力を感じるのも、その希少性が私たちに特別な価値を感じさせるからです。また、好きなアーティストを応援することによって得られる喜びは、さらなる支援を促す循環を作り出します。これらの理由が組み合わさって、私たちは普通では考えられないような消費行動をとることがあります。
このように消費者行動論は、単に買い物の理由を探るだけでなく、私たちの感情や社会的関係、自己表現に深く関連しています。次に何かを買うとき、「なぜこの選択をしたのか」を考えてみると、新しい発見があるかもしれません。

この学問のココが面白い!

実際の授業の様子

消費者行動論は、私たちがなぜ特定の商品を買うのか、その理由を探るとても興味深い学問です。みなさんの日常の中でも、この学問の面白さを見つけることができます。
例えば、「なぜ友達があるブランドの服を選ぶのか」「自分はなぜあのスマートフォンが欲しいと思うのか」など、そうした疑問に答えを出すのが消費者行動論です。これは、ただの好みの問題ではなく、個人の価値観や社会的な影響、広告が私たちの選択にどう影響しているかを見ることと関係しています。
また、消費者行動論は、文化や国によって人々の買い物のしかたがどう違うかも探ります。異なる場所では、同じ商品でもまったく違う価値を持つことがあり、それを理解することはとても面白いです。
この学問は、私たちが普段の生活の中でどのように選択をしているかを、より深く理解する手助けをしてくれます。何気ない買い物の裏には、実はたくさんの心理的、社会的な要因が隠れていて、それを知ることでより賢い消費者になれるのです。消費者行動論は、単なる買い物以上のものを教えてくれる学問です。

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