甲子園大学/卒業後の進路

栄養士をめざし専門学校で学んでいましたが、将来の選択肢をさらに広げたくて、大学に編入学して管理栄養士をめざすことを決めました。働きながら管理栄養士の国家資格を取ることも可能でしたが、私は一つのことにしか集中できないタイプなので、確実に管理栄養士に必要な知識を身に付け、国家試験の勉強に打ち込むために編入学を決意したのです。
関西圏の大学は2年次編入学が多い中、甲子園大学は3年次編入学が可能で、国家試験対策の授業も手厚く、現在の就職先を選ぶ時も大変役に立ちました。

今は検診クリニックで特定保健指導をしています。大学での学びを経て、予防栄養学に興味が湧き、この仕事に携わりたいと思うようになりました。具体的には、検診に来られた人の中で保健指導が必要と判断された場合に、当日面談という形で栄養指導を行っています。
私は就職して2週間ほどで栄養指導デビューしました。いきなり栄養指導をするのは不安でしたが、先輩から「今は知識よりも、会話スキルやコミュニケーション能力が大切」というアドバイスを受け、まずは相手と仲良くなり、心を開いてもらうことを意識しながら取り組んでいます。

私の栄養指導がきっかけで健康になってくれることが、私にとって一番のやりがいだと思います。一人でも多くの人の人生をより良いものに変えていきたいです。そして、もっと人の心に寄り添えるような管理栄養士になりたいです。それが実現できるよう、先輩方を見習って生活習慣病予防に対する栄養指導法を勉強する毎日です。