神戸芸術工科大学/卒業後の進路
プロダクトデザイナーとして会社に貢献し、自分も成長する
卒業後の進路：プロダクトデザイナー（日光精器株式会社）
芸術工学部 プロダクト・インテリアデザイン学科＊ 4年
今村太陽さん
佐賀県立鳥栖高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
高校時代から家電デザイナーを目標にしていました。家電業界のインターンや採用は他業種に比べて早期から始まるため、学年ごとに計画を立て単位履修や資格取得などに取り組みました。3年次では、計画していたポートフォリオ（作品集）制作に時間がかかり、挑戦できなかった企業がいくつもあります。特に大手企業はインターン参加が内定に直結するうえ、その多くはポートフォリオ持参が参加条件。ポートフォリオ完成を最優先事項に据えて計画した方がよかったと感じました。
キャリア選択のポイント
企業選択で重視したのは「新しいことに果敢に取り組んでいる」という点です。内定先は当初、相手先ブランドで商品を創るOEM事業が主体でしたが、自社ブランドを立ち上げ、現在では生活家電から住宅備品、医療器具など幅広い商品を世に送り出しています。その積極性と製品展開に魅力を感じました。また、若手にも裁量権が与えられ、職種を越えてさまざまな経験ができます。会社に貢献するとともに自身も成長できるよう、デザインワークだけでなく、開発や製造、営業など、ものづくり全般に携わりたいと考えています。
今後の夢・目標
多くのプロダクトデザイナーが実現したいと思うことに、自分のデザインした商品を店頭に並べ、世の中の人に愛用してもらうという目標があります。現段階では、まだそこまで大きなことはできませんが、まず実現したいと思っていることは、自分のデザインした商品をこれまでお世話になった方々に感謝を込めて手渡しすることです。
＊2024年4月から建築・環境デザイン学科と生産・工芸デザイン学科に改組
