ここ数年、進路選択の1つとして、海外で学ぶ人が増えている。その背景には、国境を越えて企業や人の行き来が活発になっている「社会のグローバル化」、グローバル人材を育成するための「大学のグローバル化」、そしてそのような教育を受けるだけの基礎力があることを見極めるための「入試のグローバル化」がある。これらのグローバル化を通じて、留学のあり方はどのように変化しているのか、徹底図解するよ。
社会のグローバル化
国内外どこにいても、
外国人が身近にいる世の中に!
海外に進出している日系企業
日本に進出している外資系企業
海外在住の日本人数 過去最多を更新!
日本在住の外国人数 過去最多を更新!
大学のグローバル化
グローバル人材を育成するために、
大学改革が進む!
全国の大学が続々と
国際系学部を新設
- 例えば
- 新設された
国際系学部
千葉大学国際教養学部、近畿大学国際学部、学習院大学国際社会科学部 など
留学やAll English
での授業など、
教育内容を改革
- 例えば
- 早稲田大学
国際教養学部の場合
- ほぼすべての授業が英語を使って行われる
- 日本語を母語とする学生には1年間の海外留学を必修とする
スーパーグローバル大学
創成支援を中心に、
国もその動きを後押し
- スーパーグローバル大学創成支援
とは? - 世界レベルの教育研究や国際的な取り組みを推進する大学を重点的に財政支援する国の施策。東京大学や早稲田大学、東洋大学などが選ばれている。
社会・大学のグローバル化を通じて、
英語ひいては留学のあり方が変化!
いままで
- 英語
- 周囲と差がつき、就職や進学が有利になる「プラスαのスキル」
- 留学
- 英語を身につけるための機会
これから
- 英語
- 日常的なコミュニケーションに「必須のスキル」
- 留学
- 英語はもとより、「英語で何かをできる力」を身につけるための機会
タイミングも期間も自由自在!
多様化する留学のパターン
Pattern1高校在学中の留学
大学で長期留学をするための予行演習として、高校生のうちに夏休みを使って2~3週間留学するというケースもある。
Pattern2海外の大学への進学
渡航後に語学学校で英語力を高めることもできるので現時点の英語力に関わらず海外大進学は可能。
最も長期間留学することができ、ビジネスレベルの英語力はもちろん様々な力を身につけることができるので最近人気が高まっている。