国士舘大学/先輩の学生生活体験記

私は高校入学当初から学校推薦型での受験を視野に入れていたため、日々の授業や定期テスト対策などに力を入れ努力していました。
高校入学後は「主体性を持って新しいことに挑戦をする」ということを意識し、生徒会に立候補しました。生徒会での活動を通して、様々な方々と関わり、自分の視野を広げることができました。新型コロナウイルスにより制限された日々でしたが、充実した楽しい3年間でした。
本格的に受験対策を始めたのは高校3年生の6月頃です。小論文対策の受講も徐々に頻度を増やしていき、新聞を取って日々のニュースは必ずチェックしていました。校内選考で決まってからすぐに面接の準備を開始し、面接の流れに慣れるために家族や先生方の協力を得て練習に取り組みました。今思うと小論文指導ではかなり注意を受け、面接練習ではいつも緊張でカチカチになってしまい、なかなか思うようにいかないこともありましたが、無事志望校に合格できたのは私を支えてくださった家族や先生方のおかげです。

私たちは現在、憲法、刑法、民法、法学などの法律の基礎について学んでいますが、現代ビジネス法学科では2年次から4つの専門コースに分けられます。2年次からのコース選択に向けて、1年次のうちにさまざまな法の基礎に触れ、その中で専門的に何を学びたいかじっくり考えることができます。例えば「企業法コース」を選んだ学生も、コースの専門外の法律についての授業を受けることができます。このように段階を踏んで法律を基礎から丁寧に学ぶことができる点や１つの分野に縛られずに幅広い分野の法律について学ぶことができる柔軟性のあるカリキュラムが国士舘大学の魅力だと思います。

大学の4年間は長いようで短いです。その時間の中で、「何を得たいのか、何に力を入れたいのか」を見つけることが特に重要です。曖昧でも大雑把でもいいので、目標を持って大学生活をスタートしてください。目標が定まればきっと、今取り組むべきことがはっきりと見えてくるはずです。そして残りの高校生活、またはこれから始まる大学生活を存分に楽しんでください。さまざまな新しいことに挑戦して、時にはうまくいかなかったり、失敗してしまったりすることもあるかもしれませんが、後悔のない日々を過ごしてほしいと思います。皆さんが希望の進路を叶えられることを願っています。