国士舘大学/先輩の学生生活体験記

私は、高校生活の大半を部活に費やしていました。小学校から高校まで吹奏楽部に所属しており、高校ではパートの技術リーダーを務めていました。部員同士でアドバイスをし合いお互いに高め合いながら、西関東大会で金賞をいただけるまで成長できたことは高校生活１番の思い出です。
また、吹奏楽部の大会は3年生の秋頃まで続くので、勉強面で他の受験生に置いてかれてしまうかもしれないという不安も少しありました。そのため、高校2年生の11月から予備校に通い始めてこれまでに習ったことの復習を中心に基礎を固め、3年生の夏からは本格的な受験勉強にシフトし過去問題集にも取り組みました。

高校で習った物理の授業がとても面白かったので、大学でもっと物理学を学びたいという思いから理工学部を志望していました。また、人に教えることが昔から好きだったので、現在は中学校・高等学校の理科教員を目指して教職課程を履修し、物理系、数学系の科目を中心に講義を取っています。理科の教職課程には実験の講義も多くあり、化学の薬品を使った実験や、顕微鏡で細胞を観察する実験、実際に地層を採取して化石を取り出す実験など興味深い内容の実習がたくさんあるので、実践的かつ専門的に学びを深めることができています。

目標はできるだけ早いうちに設定しましょう。まだ目標が決まっていない方は、将来どのような職業に就きたいのか、大学でどんなことを学びたいのかをぜひ考えてみてください。あまり想像できない人は今自分がどんなことに興味があるか、どの教科を勉強するのが楽しいのかを思い浮かべてみてください。大学での目標が決まったら実際に大学について調べ、オープンキャンパスなどを活用してキャンパスを見に行くといいと思います。見学したり、学生や先生と話してみたりすることで受験へのモチベーションがかなり変わります。長期戦の受験勉強は、いかに勉強のモチベーションを保ち続けられるかが大切です。応援しています！