山口学芸大学/私のイチオシ
共生社会の形成に向けた学校教育の役割
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
みなさんは、幼稚園や保育園を卒園したら、小学校に入学することが当たり前だと思っていませんか。小学校を卒業したら、当然のように中学校に入学しませんでしたか。でも、「障害」のある子どもや保護者は、地域の小学校の通常学級か、特別支援学級か、特別支援学校の小学部か、選択を迫られるのです。中学校に入る時も同じです。なぜ、「障害」がない子どもは当たり前のように地域の学校に入学するのに、「障害」があるというだけで、すんなり地域の学校に入れないのでしょうか。大学では、特別支援教育を様々な視点から見つめ直すことで、インクルーシブ教育のあり方を考えます。
この学問のココがおもしろい!
「障害」について学ぶ面白さは、多様な価値に触れられるところにあると思います。たとえば、みなさんは、学校で個人の能力を高めることは、将来働くために当然必要なことと思っていませんか。でも、私が行った知的障害のある人の就労におけるストレングス(強み)に関する研究では、障害者雇用の中で、できないことを補い合い、ストレングスを共有するという働き方があることが分かりました。ストレングスは個人のものではなく、職場内で分かち合って持つものなのです。そうやって仲間と一緒に働くって、楽しそうですよね。ストレングスを共有して働くことは、インクルーシブな職場作りにつながります。では、学校教育の役割とは、一体何なのでしょうか?
キャンパスのお気に入りスポット
キレイで明るい図書館2階の絵本コーナーが、私のお気に入りの場所の1つです。教育・保育を専門的に学べる大学だけあって、絵本だけで3000冊の蔵書数を誇ります。書棚には、笑える絵本、感動して泣ける絵本、飛び出す絵本、大型絵本などなど、幅広い世代が楽しめる絵本がズラリと並んでいます。教育実習や保育実習での読み聞かせに役立つだけでなく、ちょっとリラックスしたい時にも、絵本はとっても効果的です。オープンキャンパスにお越しの際は、ぜひ、図書館にも足を運び、癒されてみてください。