山口学芸大学/学部・学科
学べること
教育・保育のスペシャリストを養成する
本学は2007年の開学以来、教育者・保育者の養成に特化した大学として、小学校・幼稚園・保育所へ多くの卒業生を送り出してきました。2016年4月には、中学校・高等学校の教員養成課程(英語)を新設し、一つの学部・学科内で、保育士資格から幼稚園・小学校・中学・高校・特別支援学校までの各教員免許を複数取得できるカリキュラムを展開しています。小学校における英語の必修化・教科化、義務教育学校(小中一貫校)の設置などさまざまな教育改革に対応できる人材を養成します。
また2024年からは「文系DX教員養成プログラム」を加え、将来地域の未来を支える「DXに強い子ども」を育てる教員養成も開始します。
1年生後期より学生の希望に合わせて2つの専攻に分かれます。
●初等幼児教育専攻
小学校教員・特別支援学校教員・幼稚園教員・保育士をめざします。実践重視のカリキュラムで子ども教育の専門性を高めます。
●英語教育専攻
小学校・中学校・高等学校の英語教員をめざします。徹底した少人数指導により、英語の指導力を高めます。
質・量ともに豊かな実習で実践力を磨く!
本学では、教育や保育の現場に赴き、多様な実習を通して実践力を磨くことを重視しています。たとえば、初等幼児教育専攻では、入学後間もなく亀山幼稚園での一日見学実習を皮切りに、後期には、「実習基礎演習」の中で、保育者として必要な基礎知識と技術を学びます。保育所や施設での見学実習を通して、まず子どもたちに慣れる体験を重ねます。2年次には子どもについての理解を深め、3、4年次は責任を持って教育・保育に関わっていくことを学びます。実習は課題を明確にしたうえで臨み、期間中は教員が実習先を巡回し、終了後には報告書の作成や討議・発表を行うなど、実り豊かな内容になっています。
ICT活用指導力を身に付け、文系DX教員に!
急速に進むDX社会に対応するため、ICTを教育・校務に活用し子どもの情報活用能力を育成する理論と技術を身に付けます。新たにPC等を購入する全新入生を対象に最大6万円を給付する奨学金も設け、より一層ICT教育を推進しています。
さらに2024年からは、これまでの教員養成プログラムと山口大学・山口県立大学・山口学芸大学の3大学連携による「SPARC教育プログラム」を組み合わせた新しい教員養成プログラム「文系DX教員養成プログラム」を開始し、将来のDXを推進する「DXに強い子ども」たちを育成できる「文系DX教員」をめざせます。