志學館大学/志望理由
目標とする臨床心理士と公認心理師の受験資格を得ることができる
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
高校生の頃、臨床心理士の先生にカウンセリングをしてもらい、それが心理師をめざすきっかけとなりました。
当時、親子関係で悩んでいて、重い内容だと思い誰にも話せずにいました。しかし、臨床心理士の先生は、私が自分から話せるまで待ってくださり、どんな感情も否定せず受け止めてくれました。そのおかげで自分の感情と向き合えるようになりました。
友人たちも同じ悩みを抱えており、世の中には親子関係で悩む子どもが多いことに気づきました。これを機に私も心理師として家族関係で悩む人たちをサポートし、問題解決の手助けをしていきたいと思うようになりました。
この大学を選んだ理由
私は臨床心理士だけでなく、国家資格である公認心理師もめざしています。志學館大学大学院は国家資格公認心理師養成大学院の認定を受けており、大学院までカリキュラムを修了することで臨床心理士と公認心理師の受験資格を得ることができます。
また、入学から卒業、就職活動までの手厚いサポートや、充実した大学生活を送るための多くの設備が整っていいることも志學館大学を選んだ理由です。
社会との関わり
心理師としての支援の事例を見てわかることは、相談者の抱えている問題の原因が一つだけでなく、複数の原因が絡み合って大きな問題になっていることです。
例えば、虐待の問題は虐待をする親だけにあると思われがちですが、親も虐待の被害者であったり、子どもに発達障害があり、その特性により育てにくく虐待に至ることもあります。
また、経済的なストレスが原因で起こるケースもあります。大学での講義を通じて、心の問題は社会的な背景が含まれていることを学び、自分が考えていた心理学よりも広い視野で問題を見る重要性を理解しました。
これからは、心理的な支援だけでなく、その人の生活環境などさまざまな面に目を向け、包括的な支援ができる心理師をめざしていきます。