職業能力開発総合大学校/志望理由

私がものづくりに興味をもったきっかけは、両親の仕事です。両親は工芸や裁縫に関連する仕事をしており、その仕事場で遊んでいた幼少の頃から漠然とものづくりに興味をもち、工業高校に進学しました。
そこで、電子・情報・機械などについて学び、特に機械分野に興味を惹かれました。大きな工作機械を用いた加工や火花の飛び散る溶接など、見た目の派手さとは裏腹に緻密な理論や技能が存在するところに面白さを感じました。

授業は実習・実験が多く、実践的な技術・技能を身につけられるところが魅力でした。
職業能力開発総合大学校は職業訓練指導員を養成する学校なので、理論はもちろん、技能も磨くことができます。充実した設備・機器を使用し、一週間の半分近くは実習・実験に取り組むと知り、実際に体を動かしてものづくりをしたいと思っていた私は、この大学の学びは自分に合っていると思いました。
さらに、私立大学と比べて学費が安いことも魅力の一つでした。

職業訓練指導員の多くは、この職業能力開発総合大学校の出身者です。
職業訓練指導員は全国の職業能力開発施設などで、これから職に就く若者や転職をめざす社会人、障がいのある方などを支援します。さらに、先端的な研究により、企業の技術力向上にも協力します。これらのことを通じて、産業や雇用など、その地域全体の発展に貢献できます。