なぜ、情報工学科の定員を増やすのか?
社会背景
現代社会では、AIやデータの活用、クラウドの需要が急増。中京大学のある中部地方でも、スマート工場、サプライチェーンのDXが進み、どこの現場でもIT人材が強く求められています。
目指すこと
市場からは“情報について知っている”だけではなく“情報を実践的に扱える”ことが大切であると仮説。そこで、中京大学では、「情報技術を社会に実装するチカラ」を育む新・情報工学科を開設し、次世代の社会を先導する人材の育成をめざします。
新・情報工学科に関するQ&A
どこに課題があるか、それをどう情報技術で解決するか。そして、具体的な社会実装の方法までを考えることができる実践力を、段階的なカリキュラムで育みます。
社会課題に向き合うプロジェクト──中京大学の新・情報工学科では、企業や自治体と連携。社会のあらゆる課題に向き合う実践的な演習を構想しています。
専攻できる専門領域
向き合う社会課題の解決に必要な情報工学の知識・技術の土台となるのは、工学部として培った高い研究力。自分の希望する専攻を選べばそれぞれの領域でのスペシャルなスキルが身につき、専門性の高い進路を実現できます。
アクセス
2027年度入学生より、情報工学科カリキュラムの変更を計画しています。なお、掲載の内容は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。
中京大学の新・情報工学科の最新情報は随時公開予定。
いち早く情報を知りたい方は、こちらから。
「自動運転システム」を
「ICT技術」で進化させろ
山崎康広ゼミ
自動運転システムの安全性を高めるため、車載ネットワークや遠隔制御の信頼性向上技術を研究。高信頼な通信基盤により、物理的な危険回避の実現を目指しています。
「スポーツトレーニング」を
「AIコーチング」でアップグレード
道満恵介ゼミ
陸上や競泳、バドミントンなどスポーツ選手の動作を映像で解析し、フォームの改善やトレーニング向上を支援する技術を開発しています。
「言語応答」を
「AI」で改善
村田匡輝ゼミ
自然言語処理や音声言語処理を基盤に、より自然で共感的な対話応答やコンテンツ生成を実現する技術を研究しています。
「動物園DX」に
「ICTとモノづくり技術」を活用せよ
兼松篤子ゼミ
須坂市動物園、企業と連携し、自治体のオープンデータ等のICTおよびモノづくり技術を活用した実践的な取り組みを進めています。
「医療システム」に
「AI」で革新を起こせ
目加田慶人ゼミ
AIや画像処理技術を活用し、病変検出などの医用画像診断支援や外科手術支援など、多様な医工連携の実用研究を進めています。
「アプリ開発」で
「若者の孤立」を防ぐ
曽我部哲也ゼミ
社会的養護経験者の孤立防止のため、支援者とつながり続けられる専用アプリ「きずなコネット」を開発。関係機関と連携し安全な仕組みづくりを進めています。
情報工学専攻
プログラミング、システム開発で、
社会の基盤をつくる。
何を学ぶの?
プログラミング、データベース、ネットワークなど、情報技術に関する幅広い知識と技術を学びます。
どんな人におすすめ?
- 実践的で専門的な情報スキルを身につけたいと考えている方
- 情報技術を活かしてキャリアを築きたいと考えている方
- プログラミング(ソフトウエア)、ハードウエア、Webシステムに興味がある方
想定される進路
ソフトウェア・ハードウェア開発エンジニア/ITコンサルタント/通信会社の技術職/情報システム運用・保守
履修モデル
コンピュータエンジニアリングモデル
プログラミング技術に精通した情報エンジニアとして、必要なプログラミング言語、多様なプログラミング手法やアルゴリズムだけではなく、 ハードウェアに関する知識を修得します。
履修モデルを拡大表示(PDF)
●:必修科目
ウエブネットワークモデル
高度なWEBサイトの構築に必要な知識・技術を修得。またLANやWAN、イントラネット、クラウドなどの多様なネットワーク応用システム構築に必要な素養を身につけます。
履修モデルを拡大表示(PDF)
●:必修科目
知能情報学専攻
AI・データサイエンス、
最先端の情報技術で課題を解決する。
何を学ぶの?
AIやデータ処理、プログラミングなどの理論と実践を学び、AI技術の開発や応用に必要なスキルを養います。
どんな人におすすめ?
- AIを使って新しいアプリやサービスを開発したい方
- 人間の作業をAIで自動化することに魅力を感じる方
- データを使ってパターンを見つけたり、予測を行ったりすることに興味がある方
想定される進路
AIエンジニア・データサイエンティスト/ロボット開発技術者/画像処理・音声認識システム開発/自動運転やIoTなど先端分野の企業ITコンサルタント
履修モデル
応用情報学専攻
社会課題を解決するアイデアを構想し
社会に実装する。
何を学ぶの?
情報技術を学び、それを社会に応用して新たな価値を創造するなど、「情報と実社会をつなげる」ことについて探究します。
どんな人におすすめ?
- 情報技術のスキルを活かして、さまざまな分野でのキャリアを築きたいと考えている方
- 理論だけでなく、実際のプロジェクトやケーススタディを通じて学びたい方
- 情報技術を通じて社会に良い影響を与えたいと考えている方
想定される進路
IT企業のシステムエンジニア(SE)やプログラマー/金融、製造、医療など異業種のIT部門/ソフトウェア開発会社/インフラエンジニア(ネットワーク・サーバ管理)
