偏差値を1アップさせるには、何点くらい必要ですか?
「標準偏差÷10」が偏差値1アップさせるのに必要な得点です。
受験生個々の得点が、平均点からどのくらい離れているかという「得点の散らばり具合」を示す数値です。
得点の散らばり具合が大きいほど、標準偏差も大きくなります。標準偏差の値は模試や科目によって異なります。
例えば、2017年度1年11月記述模試では、偏差値1アップするのに、国数英総合で約4.5点、教科別では約1.5~2.0点ほどが必要と言えます。
例えば、国数英総合偏差値45だった受験生が偏差値50をめざすには、およそ23点(4.5×5=22.5)が必要です。
この得点をそれぞれの教科に振り分けると、具体的な学習目標にすることができます。
平均点 | 標準偏差 | 偏差値を1アップさせるのに必要な得点 | |
---|---|---|---|
国数英総合(300点満点) | 110.9 | 44.7 | 4.47 |
国語(100点満点) | 42.6 | 16.1 | 1.61 |
数学(100点満点) | 35.8 | 19.9 | 1.99 |
英語(100点満点) | 32.5 | 15.3 | 1.53 |