あきたけんりつ

秋田県立大学

公立大学 秋田県

秋田県立大学/私のイチオシ

秋田の自然を舞台に
生態系の不思議をひもとく

顔写真
生物資源科学部 生物環境科学科 田中草太先生

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

私たちが普段食べている農作物の75%以上は、昆虫や鳥などの生物の送粉によって支えられています。もし、これらの生物がいなくなると私たちの生活に大きな影響が出る可能性があるため、生物多様性の理解とその保全は国際的な課題になっています。地球上の生物の約8割は土の中に生息しており、土壌は生物多様性の中心でもあります。しかし、土壌生物の多様性やその働きについては、十分に解明されていません。こうした生物の働きを解き明かすことは、環境問題の解決に繋がる重要な学問分野となります。

この学問のココがおもしろい!

この分野の面白さは、目に見えない土の中の小さな生物が、地球規模の環境問題と深く関わっている点にあります。例えば、土の中のミミズは、落ち葉や有機物を分解し、植物が育つための土壌をつくり出すことで、生態系や食料供給を支えています。一方、その活動は二酸化炭素など温室効果ガスの固定や排出にも関わり、気候変動にも影響を与えています。こうした生物による物質循環の仕組みを解き明かすことで、環境と人間社会の双方に貢献できる点が、この学問の大きな魅力です。

キャンパスのお気に入りスポット

自然が身近な秋田では、校舎の外に出ると四季の変化をはっきりと感じることができます。春にはキャンパス内に桜が咲き、広い芝生や緑豊かな環境とともに、自然の中で過ごせる空間が広がっています。こうした環境は、「生物」や「生態系」といった学びとも直結しています。講義では、近くの松林に観察に出る機会もあり、実際の自然に触れながら理解を深めることができます。研究の舞台が身近にあることが、このキャンパスの魅力です。ぜひ一度お越しください。

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